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【北見薄荷の歴史を語り継ぐ人たちの熱い想いを化学教材に残したい!】

《3/30日終了、目標金額45万円に対し46万3千円》

みなさんこんにちは。東海大学(札幌)の和泉光則と申します。
未来を見つめるためには、過去をまず見つめることが大切。理系の学生たちに日本の産業の歴史を知ってもらう、そんな化学実験の実践の中から生まれた新たな試み。北見薄荷の過去を伝える人たちの“熱い想い”を聞き取り取材する研究に、是非ともご支援を、と、お願いしてきました。

1,000円 ビデオマガジンの早期視聴
5,000円 作成したブックレットのダウンロード&閲覧
10,000円 現地北見からのライブ配信の視聴
30,000円 個人セッションによるディスカッション

上記のようなリターンをご用意して、一緒に研究を楽しめるクラファンにしています。

 私の所属は東海大学生物学部。札幌キャンパスの理工系基礎科目『化学』『化学実験』を担当しつつ、教養科目『人文科学』も担当させて頂いています。また学生相談室でカウンセリングも担当しています。
 理工系学生が自然科学を通して幅広く社会を見る目を養うことを大切に思い始めまして、そのために何ができるか?を考え、特に化学実験実習科目にリベラルアーツ的価値をもたせることに挑戦し始めています。

 この挑戦は北見薄荷(ハッカ)という最高の題材と巡り会って、一定の成功をみています(2014年度科研費課題)(1),(2)。

 さらにこの試みの延長として、2021年に北見市仁頃町へ赴き、大正時代当時から行わていた大きな釜による薄荷蒸留作業を動画に収め、研究報告のWebページから動画クリップを視聴できるWeb教材としました(2021年度日本教育公務員弘済会本部奨励金採択課題)(3)。 

 こうやって毎年のように北見市へ通っているうちに毎回、語ってくれる方々の心に秘めた“熱い想い”こそが、学生たちに伝えるべき宝物だと、気づきました。
 そこで2023年、
北見薄荷の歴史を語り継ぐ人たちの熱い想いを化学教材に残したい!
のテーマで研究計画を立て、2月15日からクラウドファンディングで研究資金の調達を計画しました。

3月30日17時、無事終了しました。
皆様本当に、ありがとうございました。

【参考文献】
(1)北見および岡山/関西における薄荷産業の現状と教育的価値
  『東海大学高等教育研究』Vol.12 、1~10、2015年
(2)北海道北見地方のハッカ
  『化学と教育』64 巻4 号、188~191、2016年
(3)北見市仁頃町における薄荷蒸留の取材報告
  『東海大学紀要 生物学部』Vol.10、17-22、2022年
   (リンクは和泉のホームページの記事部分へ)


※画像の無断転載は禁止します。

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