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その時、もし私がコーチングに出会っていれば

こんにちは。
いづみんです。

「なんでコーチングをやっているの?」
とよく聞かれます。
「40代50代の女性の人生の作戦会議がしたい」と言ったり(もちろん本気です)

「私たちが楽しそうに生きることで、次の世代の人たちが希望を持って生きられるように」と言ったり(もちろん本気です)

「機嫌よく生きる人を増やしたい」とか言ってます(もちろん本気です)。

でも、いちばんの理由は、
「私自身がコーチングに出会いたかったから」なんですよ。

というわけで今日は、
「その時、もし私がコーチングに
出会っていれば!」という
「たら」と「れば」の話をしたいと思います。


それぞれの場面で、こんな問いがあったら
どんな道があったんだろうと
妄想しながら書きます。

お付き合いいただけると嬉しい。

*前提条件として、
「今の人生には満足しています」


就職

短大を卒業して、百貨店に入社したかった。
当時の百貨店は、とてもキラキラしていて
バイヤーの女性が世界を飛び回る模様が
特番になっていたりしたから。
しかも地元ではなく、
福岡とか東京に行きたかった。

でも親の「あなたのような女の子は
都会に行くと身を持ち崩すから」という言葉に落ち込みながら、なぜかすんなり納得して、地元の会社に入った。

なぜ?百貨店に入りたいのか?

キラキラしているとはどういう意味なのか?

なぜ?都会に行きたいのか?

親の言う言葉を聞いてどう感じるのか?

それは本当にそうなのか?


留学したいけど

百貨店に入って旅行の部署に配属になり
添乗先で同じ年ぐらいの現地ガイドに出会う。
彼女たちは、流ちょうな英語を話し、
現地に溶け込み、とても自由に見えて憧れた。
私もワーホリか留学行きたい!
でも、なぜか心の中の「無理よー」「現実は甘くないって!」という声にかき消され断念というか、モヤモヤしながら鎮火した感じ。


自由って私にとってどういう意味があるのか?

ワーホリや留学に行くことでどんな未来を手に入れたいのか?

憧れって何?

心の声を聞いてどう感じるのか?

他に邪魔をしているものはあるのか?

叶うなら一体どうしたいのか?


転職

会社員8年目ぐらいの時?
(もうよく覚えてないけど)
ラグジュアリーブランドにいた友人から誘われた。
「求人があって誰かいないか?と言われてるから受けてみない?」

うっわー!あのスーツ着て、働くなんてカッコよすぎ。
今より給料も上がるし!
やだ、キラキラするんじゃない?私。

とはいえ、赴任するのは地方でしょ?
(↑いや、あんたも熊本だしw)
っていうか、私にはムリなんじゃない?
いろいろ敷居高そうだし。憧れるけど、私なんて・・。
せっかく入った会社だし、周りに何て言うの?
と、1日半ぐらいときめいて、「私にはムリ」
と断ったのち、モヤモヤと引きずる。

私にはムリとはどういうこと?

ときめくってどんな感じなのか?

カッコいい姿を想像したらどんな気持ちがする?

その憧れは人生においてどんな意味がある?

何があなたを引き留めているのか?


自分に向き合って選択すること

本当に今の生活や環境が変わったら良かった、とかではなく
だってそうじゃないと、今の夫や娘たちに会えていないかもしれないし
今の私もなかなか悪くないと思うし。
それは紛れもない本心なんだけど。

だから、東京の百貨店に就職しなくて、
留学もワーホリも行かなくて
転職しなかった人生で良かったのだけど。

でも、自分の気持ちにちゃんと向き合って、
選択できる人生だったら良かったのにな、
と思う。

「私と対話した結果です!」と胸を張る感じ。

そう、私は進むにしろ、
止まるにしろ、
引き返すにしろ、
自分で納得して決めたかったんだな。

やっぱり、コーチングに出会っていたかった泣


だから私はコーチでいたい

私はもしかすると
「胸を張って生きて行く人を増やしたい」
のかもしれない。

「自分で決めたし、やるしかないじゃん」と
感じてもらいたいのかもしれない。

自分で納得して選んだ道なら、
歩いていく覚悟も出来るし、
納得いかない場面があったら、
また向き合えばいいしね。

でも自分との対話なんて、
往々にして上手く行かない。
それは、どうしても心の声が勝ったり、
誰かの声が邪魔したり
「ムリ!」の枠から
自分で抜け出すことが難しいから。

ああ、やっぱり
そんな時に伴走できるコーチであり続けたい。


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