見出し画像

舵は不安定だとしても、羅針盤はずっと遠くを指している。

ないとーさんが船に乗っていたらしいので。

現道民の私、歓喜。

で、今回はないとーさんの話です。


ないとーさんと言えば、アクティブ。

びっくりするほど新しいことにどんどんチャレンジする印象のないとーさん。
最近で言えばNFTのプロジェクトでURIBOという猫のキャラクター7110体を完売させたことが記憶に新しいです。


ないとーさんが新しいものにいち早く目をつけて、それを成功に導く力があるのは、行動力だけではなくて感度の高さもきっとあるのでしょう。

そういうないとーさんの特性にラベルをつけるのであれば、HSS型HSPってことなのかも。

こういう特徴って生きづらさもあると思うのだけど、良いほうに発揮できればとても武器になるんだなと。
(平均からはみ出てる要素って得てしてそうかもしれないけど)

当然そういうタイプだと夢中になったことにすぐ飽きてしまうということもあるわけで。
たとえばスピリチュアルがその一つだったかも知れない。

(数か月でいつの間にか着用されなくなった隕石アクセサリー。)


かと思えば、さりげなく長期戦もやってる

短期的にみるととにかくアクティブで、新しいものに次々と飛びついてはどんどん次に行く、みたいな印象のあるないとーさん。

とは言え、実はものすごい速さであちこち動きつつ、結局はどこか遠くの正解に向かって進んでいるように見えることもあって。
一度は諦めた何かを、あるときに急にすんなりこなしているように見えることが結構ある。


運転

その代表が運転だと思う。
結構長いあいだ、ないとーさんは「ペーパードライバー」キャラを貫いていた。

これが2016年。


これが2020年。プロに教えてもらって上達しているけど、やっぱりちょっと不安は感じる。
(2018年に個人チャンネルの企画で、レンタカーを借りて北海道の一人旅をしてるから、2016年よりはうまくなっているのかな。でも道が広い北海道で運転できたからって、ごちゃごちゃした都心を問題なく運転できるとは限らないということだと思う。)

それがこの一年後には、レイワ荘(ないとーさんが運営しているYouTuber向けシェアハウス)のメンバーをマイカーに乗せてキャンプに行くまでに成長。

動画の見せ方もあるから鵜呑みにしちゃいけないけど、長い時間をかけて、でもいつの間にか一人前(?)のドライバーになってる。


キャンプ

これは運転と関連するところもあるのだけど。
ないとーさんは結構前からキャンプに興味があると言っていた。

2018年のこの動画で渋ジャパさんが「ないとーは2年くらいキャンプやりたいって言ってた」みたいなことを言ってるから、2016年ごろからずっとキャンプしたかったということだと思われる。

この後、おるたなのメインチャンネルでちょくちょくキャンプ関連の動画が出るようになる。
(でもガチでキャンプするわけじゃなくて、キャンピングカーの企画とか、室内でキャンプするとか、そういう「なんちゃってキャンプ」がほとんどだった)

その後、コロナ禍でソロキャンプが流行ったこともあると思うけど、やっぱりいつの間にかないとーさんは立派なキャンパーになっていた。


ファッション

かつてはさんざん「ダサい」と言われていたないとーさん。


渋ジャパさんがないとーさんの私服を選ぶ企画をやったり、ファッション系のSNSをやったりして徐々にファッションに気をつかうようになっていったものの、ふたたびボトムスが一本、みたいな時期が戻って来て。

やっぱりないとーさんは本質的にファッションに興味がないのかな?と思っていたら、ここ2~3年なんだか急におしゃれに。


この宣材のセットアップも好き。


シェアハウス

ないとーさんが突然ビルを借りて、そこを改装しはじめたのが2019年。

やりたいのはテラ〇ハウス、みたいなことを言ってたので、男性の後輩ばかり集めてスタートしたときにはちょっと笑ってしまった。


レイワ荘は駆け出しYouTuber向けのシェアハウス。ずっと変わらない基本的なシステムは、登録者数が10万人を達成したら卒業ということ。

レイワ荘でイチから育てられて登録者10万人を達成して卒業したのはオックンが最初で(先にPさんが卒業したけど、Pさんは入居時にすでに数字を持っていた)、ないとーさんがビルを借りる動画を出してから実に3年半が過ぎている。

レイワ荘も変化しながら徐々にチャンネル登録者を増やし、試行錯誤しながら運営のシステムも徐々に安定してきているように見える。


というわけで、短期的に見ると熱しやすく冷めやすいように見えるないとーさんも、実はじっくりコトコト煮込んでることが結構あるな、と思ったわけでした。

不思議に思うのは振り返ってみるとあらかじめ「正解」がわかっていたようにも見えることだけど、多分言語化できる部分ではそうじゃないのだと思う。
(ないとーさんは話すのがうまいけど、何か始めるときはまだ言語化できるほど整理されていないんじゃないだろうか)
気質とか潜在意識みたいなものがずっとゴールを指していて、だけど短期的な動きをするハンドルとエンジンでそこに至るには、そういう動きにならざるを得ないってことなんじゃないか。

まず進んでみなければわからないってことは、何事においても結構あることだと思う。

だからこそないとーさんのやることは、まずはつべこべ言わずに長期的に眺めているのが面白いと、少なくとも私は思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?