トートバッグが帰ってきた話
以前、「長年愛用していた須田帆布さんのトートバッグに限界が来たので、ついに新しいのを買った」という日記を書いた。
そのときに、限界が来たほうのトートバッグがこれだ。
底の四隅に穴があき、持ち手は切れかかっている状態。
ただ、須田帆布さんでは自社の商品を修理してくれると知り、ダメ元で連絡して写真を送ってみたら、「有償で修理可能です」とのお返事が。
そこで送ったのが先月半ばくらいだろうか。
その先代トートが、修理を終えて帰ってきた。
持ち手も新品で、底も二重に補強されている。
もちろん30年近い年季の入ってる部分とのギャップはあるが、これで充分に戦えるバッグに蘇った。歴戦の勇者という感じかな。
なにしろ普段使いはボロボロのときもしていたのだから問題ない。
須田帆布さんから、
「須田帆布を始めた頃、このかばんには本当に助けられました。長くお使い頂き、修理で久々に対面し改めて根っこを思い出しました」
というメールが届いた。
やはり、このトートバッグは須田帆布のラインナップの中でも、かなり初期の商品だったのだなあ。
ガンガン使ってください、とのことなのでガンガン使おう。
また破れても修理してもらえそうだし。
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