2205とDUNE
木曜と土曜、映画を観たので記録。
どちらも京成ローザ。
このところ、映画館に観たい映画がかかりすぎだ。上映スケジュールがパンパンで、ひとつの映画が一日一回上映だったりするから、時間的に観たくても観られない作品があって困る。
一番見たかった『カラミティ』は、千葉ではあっという間に上映が終わってしまった。新宿のバルト9でまだやってるからいけるかな~と思ったのだが、なんと上映は朝の8時からの一本のみ。そりゃ無理だって……。
というわけで、かかっている映画を観られるうちに観るしかない。
宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章
リメイク版ヤマトの三作目……でいいのかな。
一応、全部観ている。
前作でけっこう大胆な展開だったから、旧作を踏襲した続編を作るとしても、独自の展開をすることになるんだろうな、それはそれで楽しみだ〜と思っていた。
私は、二作目よりずっと面白く感じた。
旧作の「新たなる〜」と「永遠に」と「ヤマトⅢ」の要素を一気に混ぜ込みつつ、ここまでの2作品でたまりにたまった色々な事柄をまとめようとしていて、しかも、新キャラを活かすことでそれにかなり成功しているので、すごい。このあと、どうなるんだろ〜って、わくわくさせられる展開になっていて実に良い。
早く後章が観たいよ。
願わくば、ヤマトⅢのときのがっかり感を再現することだけは避けてほしいものだ。
あ、ユリーシャも死んだら嫌だなあ。
以下、微妙にネタバレ。
・ヒスが死んじゃうのは悲しかったなあ。まあ、デスラーと和解しているシーンがあっただけ良かったけど。
・デスラー、しれっと返り咲いてて笑った。
・藪がいいよ。藪。
・ボラーは、メインで絡まないのかな。三つ巴にしたら話がややこしくなりそうだし。
・アナライザーズってさ、なんかドラえもんズを思わせるよね。
・イスカンダル人はもしかして甦れるのか? サーシャが蘇ってまた死んだりしないだろうな。
DUNE/デューン 砂の惑星
実は原作はちゃんと読んだことはない。
昔、DUNEのボードゲームにハマっていたとき、読んでいた人(主に伊豆2)から色々と話を聞いた。
旧作の映画も(色々言われてるけど)わりと好きだ。まあ、それも原作を知らないからかもしれない。まあ後半で、すっげー端折ってるし説明不足でよくわからない上に説明だけで終わるのはいただけないけど。
で、今回のデューン。
まず雰囲気がいい。でも、旧作もこの空気感出そうとしていたんだな、と思った。
あと、原作にある展開上必要なシーン(と思われるもの)は同じように繰り返されるから、大河ドラマで戦国ものやっているときの「あ、今回はこういう演出なのね」的な感覚で観ていた。
しかし、丁寧に作られているので、旧作を踏まえた上で「あーそういうことね」と思うところがいくつもあった。
あと、ギルドも皇帝も姿を見せないのは、敢えてそうしてるんだろうな。
今回はアトレイデスとハルコンネンの因縁をメインにして、他の勢力は皇帝が裏でなんかやってる〜ぐらいしか出さない感じで。
ベネ・ゲセリットが格闘でもすごい強い、辺りがわかりやすくて良かった。お母さん、やっぱりいいんだよな。
ただ、それでも説明不足というか、知らない人はおいてけぼりの感じはどうしてもある。でも、歴史が題材の映画とかでもそういうとこはあるし、まあしかたない。観る人によって大きく感想が変わっちゃう映画なんだろうな。
今後、ヒロインになっていくフレーメンの女性が、スパイダーマンの彼女だったので驚いた。
後半、「ポールと母が砂漠を彷徨う→色々あって助けられる」という流れを、2度やったのはしかたないとはいえ、「またかい!」って気分にはなったかな。
こちらも続編が楽しみな作品だ。
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