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オランダ移住前に知っておきたかったこと

Goededag!! オランダ在住のCheetahです。
オランダ移住し1年が経ちました。

オランダは、世界最大のチューリップ公園「キューケンホフ」や風車、ゴッホ美術館、アムステルダム運河、アンネフランクの家など見どころも多く、観光地としてピッタリです。

ただ移住するとなると、全く別の話です。物価は高く、税金も高く、インフラも不便かつ日本に比べ発達していないので、全く大変なことも多い。

本記事ではオランダ移住を決める前に、筆者が知っておきたかったことを紹介します。

📊基本情報編
そもそもオランダって?
面積:41,864平方キロメートル(九州とほぼ同じ)
人口: 1,747万人(2021年、IMF)
首都:アムステルダム(政治機能所在地はハーグ)
言語 : オランダ語、英語
実はオランダは、アメリカ以外で英語能力が最も高い国ランキング1位です。
在日オランダ人数: 1,360人(2022年:法務省統計)
有名なもの:アムステルダム世界遺産、運河、チューリップ、風車、ゴッホ美術館、チーズ、アンネフランクなどなど。 オランダ情報

🌞天候編
・1−3月は、基本的に、オランダでは鬱の時期(うつになりやすい)と言われています。 外は1日中雲で覆われ、ビタミンDサプリが必須の生活と言われています。筆者は実際そうでもない、と感じました。確かに曇りや雨の日も多いが、太陽が出たりする日もあるし、そんな日にはみんな外に出てお店でビールやコーヒーを飲んで楽しんでいる姿も。鬱になりやすいと言われるくらいなので、覚悟していたが、個人的には思っていたほどへっちゃら。
・4−5月は、意外と寒い日が多いです。移住した2023年の4−5月は、雪と強風のダブルパンチで、かなり外の移動がしんどかった印象があります。2024年の4月は2023年に比べ雪も降っていないのでそこまで寒くありませんが、ダウンは必須です。
・6月−8月は、1年の中で最高の時期です。日光がある日が多く、かつ風も吹いているので、「暑すぎず、Tシャツ1枚で過ごせる時期」です。オランダ在住人はここぞとばかりに日光を浴びに外出。レストラン街に行くとお昼からテラス席は満席に近い状態が多いです。
・9月は、ギリギリ暖かい時期です。太陽が出ている日も多いですが、だんだんと寒くなってきます。
・10月−12月は、寒いです。コートやダウンジャケットなしでは厳しいです。

💻お仕事編
次に、オランダ在住日本人がどんなお仕事をしているか。

オランダ在住日本人の仕事例 ※実際に自分の知り合いや友達の仕事です。
・寿司屋のキッチン・接客スタッフ
・ラーメン屋のオーナー・キッチン・接客スタッフ
・日本レストランのキッチン・接客スタッフ
・美容院のスタイリスト
・日系商社(転勤)
・アフィリエイト関連・WEB広告
・オンラインのカスタマーサポート ITマーケティング

🚃交通編
一言で言うと、最悪です。
特に都市間を繋ぐ鉄道「NS」が最低です。
※都市間の移動:アムステルダム⇄ハーグや、アムステルダム⇄ロッテルダム、アムステルダム⇄ユトレヒトなど。
これは周囲の日本人だけではなく、オランダ人の友達も含め声を揃えて言っています。

何が最低かというと..
1. 時間通りに来ない
2. キャンセルは当たり前(乗るはずの電車がキャンセル、は当たり前です)
3. 値段が高すぎる(アムス⇄ロッテルダムで往復40ユーロ / 約7000円弱します)
4. 終点まで行くはずの電車に乗車中、
終点まで行かず乗り換えを強いられる。
5. 基本、汚い。

隣国のドイツ鉄道が1番最悪、と言う話を聞きますが、オランダ鉄道も負けたもんじゃありません。皆さん、オランダで都市間の移動をする際には、かなり余裕を持って行動しましょう笑

※おまけ:オランダの地下鉄は比較的安心です。時間通りに来ますし、値段はオランダ鉄道「NS」に比べかなり抑えられます。ただ、地下鉄では大都市間の移動ができないのと、各駅のみなので、時間がかかる点がデメリットです。

📄ビザ編
オランダでは基本大きく分けて、4種類の滞在方法があります

1、ワーキングホリデービザ:オランダでは比較的新しいビザ。良くも悪くも、制度の整備が甘く、それで悩んでる友人もいます。
2、就労ビザ:オランダ現地の会社(日系・外資問わず)に雇われ、発行してもらうビザ。
3、個人事業主ビザ:個人事業主や起業家に向けたビザ。簡単に言うと、オランダでビジネスを登録して、現地の銀行に一定の金額4500ユーロを預金さえすれば、とれるビザ。 *5年住むと、オランダやヨーロッパの永住権を申請することができます。
4、観光ビザ:オランダはシェンゲン協定加盟国にになりますので、日本人はシェンゲンエリア内を90日間滞在する権利があります。

💳利便性編
決済はほとんどデビットカード、あるいはクレジットカード。デビット・クレジットカードでしか支払いができないお店も多い。
ただし逆に現金しか使えないお店も一部。
外を出歩く時は、カードと現金(ユーロ)を持って出歩くと良い。

以上、参考になる情報はありましたでしょうか?
少しでも気になる情報がありましたら、いいねをいただけると助かります!

それでは、Tot ziens!!

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