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30歳までに達成したい私のちょっとした目標

1996年生まれでギリギリZ世代に含まれるらしい私は今年で26歳となった。四捨五入すると30歳。所謂アラサー真っ盛りだ。同級生の友達が次々に結婚したりはたまた離婚したり。そういう年齢だ。
10代はもちろん、20代前半までは年齢のことは気にせず「自分は若いんだ!」と日々感じながら過ごしていた。だが、昨年25歳になり衆議院とか地方議員の被選挙権を得てから一気に歳を取ったことを感じるようになった。まだ身体にガタは来ていないし代謝も落ちている感じはしないが、そうなるのが決して遠い未来のことではなくなっている。
そうすると意識するのが30歳という節目である。30という数字の重みに加えて、トラディショナルな日本の会社だと30歳前後で役職に就くケースが多いだようだから、「30歳までにこうなりたい」とイメージを膨らませている人も多いはず。「30歳までに年収何百(千)万」とか「30歳までに結婚」辺りがその代表例だろうか。それを私に当てはめようと思ったが、社会人として何とも言えないキャリアを歩んでいる自分自身に「30までに出世して年収1000万行くぞ!!」と意気込むのは目標として現実味に欠けるし私自身への過度なプレッシャーとなりかねない。もちろん、目標というのは実現への困難度が適度にあった方が良い。一方で身の丈に合わないものでないと目標の意味がなくなってしまう。

その辺のバランスを考慮して導き出した私の30歳までの目標が、

「30までに47都道府県全て踏破する」

である。目標のスケールがやや小さい感じが否めないが、タイトルにあるように「ちょっとした目標」であるからそこは良しとする。
ちょうど1年前に行った鉄道で北海道一周旅をきっかけに私は旅行に目覚めてしまったようで、それ以降も四国一周、房総半島一周、山陰本線走破など鉄道での移動を主力に色々旅している。初めて赴く地を散策し、地元の美味しいものを頂き、時間が許せば観光名所を訪れる。そんな体験は非常に刺激的で常に新しい発見があって楽しい。そんな中、ちょっと前にTwitterのフォロワーさん(もとい私の片思いに近いが)が齢30少々で47都道府県踏破を成し遂げたとツイートしていた。その方への対抗心もあってか「じゃあ俺は30までに47都道府県踏破したるわ!」と思った次第だ(笑)。まあ、都道府県なんて所詮は100年以上前の人が決めたただの境界線に過ぎないけど、47都道府県全てに行ったことある人というのは私の肌感覚では年を重ねた人でも意外と多くはない。だから、話のネタとしてのインパクトはそれなりにあるはず。因みに、この47都道府県全て踏破というちょっとした目標であるが、マイルールとしてその地への通過は含まないことをする。全ての都道府県できちんと降り立ってその地の雰囲気を味わって1つの都道府県をクリアとする。ちょっと前にSNSで見かけた『制県伝説』の表現を借りればレベル3の「訪問(歩いた)」以上を条件とすることとする。
ということでそのルールを踏まえた上での現在私がまだ訪れていない都道府県は北から、青森、秋田、岩手、福島、群馬、富山、石川、福井、和歌山、宮崎、沖縄の11県となっている。『制県伝説』のマップで表すと以下の通り。

制県伝説
2022/10/20現在の私(26)の制県伝説

なお、富山に関しては親戚が居る関係で小さい頃に訪れたことがある(サンダーバードで行ったので福井と石川も通過はしているはず)が、ちょうど物心が付く前後の微妙な時期だった為ノーカウントとする。
ということで、30歳まであと3年少々。私の数少ない取り柄であるフットワークの軽さを存分に活かして早々に達成したいところだ。早速これまで未到達県であった山形県にもつい先日行って来た。ノーカン扱いの富山をはじめとする北陸3県も、旅行支援という追い風政策とモーニング娘。メンバーの加賀楓ちゃん卒業というタイミングも相まって近いうちに訪れる予定だ。そして、全都道府県を踏破した暁には次のステップとして海外旅行も行ってみたい。実は四半世紀以上も生きてきてこれまで一度も海外に行ったことがない。それが個人的にはちょっとしたコンプレックスというか、日本以外の国を知らない視野の狭さに対して劣等感のようなものを感じているのでその辺もクリアしたいところだ。

文字通りほんのちょっとした目標ではあるが、しっかり達成して三十路という新しいステップを迎えたいところだ。


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