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七夕短冊

七夕祭りが近づいて来たのか、短冊を頼まれた。
最近筆を握っていないので、「手が震えて書けない」と断ったが、笑いながら短冊を置いていかれた。

渡された短冊を見るとコヨリの代わりにシュロの葉を裂いて本格的に作られている。

これは緊張感が走る。
七夕の知識など無いので調べてみる。

五節句の1つに数えられる七夕は、日本古来の年中行事である「棚機(たなばた)」と、中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」が由来していると考えられています。
日比谷花壇

乞巧奠とは何ぞや?

乞巧奠(きこうでん)は、織姫にあやかり機織りや裁縫の上達を祈る中国の行事です。7月7日に庭先の祭壇に針や五色の糸を供え、星に祈りを捧げます。
日比谷花壇

子供の頃、七夕は「天の川で隔てられた織姫と彦星が年に一度逢うことが出来るお祭りだ」と聞いていた。

子供ながらに、「交通機関はなんで行くのだろうか?」とか「帰りはいつなのだろうか?」と考えたものだ。
織姫は琴座のベガで、彦星はわし座のアルタイルなのだが、いつまで見ていても場所が変わらないので子供の頃以来、興味が失せていた。

それはさておいて、短冊に何を書けば良いのか悩んでしまう。

お願いを書けば?と言われたが、私の信念は、神仏にお願いするということは、自分の力で実現不可能の事実を確定してしまう行為だと決めている。

やはり、感謝しか無いと結論付けて神恩感謝。

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