お散歩が好きです。

運動のため、健康のためにするウォーキングと違い、自分のペースで気の向くままに歩く「THEお散歩」です。←ココ大事。

そしてタイトルにも書いたんですが、朝より夜のお散歩が特に好き。「明日も早起きして仕事に行くよ」って日も気が向けばあれば歩いています。

今回は夜のお散歩の良さを全力でオススメしていきます。

朝より人が少ない

場所にもよりますが、朝より夜の方が人が少なくて歩きやすいんです。
朝はウォーキングやランニングをしている人たちが多くて、その人たちの邪魔になってしまうことも。そういう意識高い系の人たちに囲まれると、趣味でトロトロ歩いている私は肩身が狭いんですよね。「あ、今たぶん邪魔になってるよな」とか「後ろの人、速く抜かしてくれないかな」とか無駄に気を遣ってしまい、お散歩どころではなくなります。
運動がしたいわけではなくて、ただのんびり歩きたい「属性：隠キャ」の人間からすると、夜の方が人が少なくて自分のペースで歩くことができます。

日焼けを気にしなくていい

夜は紫外線を気にせず歩けるのがいいですね。
朝だと全身に日焼け止めを塗りたくり、キャップを被り、UVカットのパーカーを着て、なんならキャップの上からフードも被り、首の後ろも完全ガード。ラッパースタイルです。さすがに恥ずかしいYO〜！という気持ちと準備に時間がかかり過ぎるという理由で朝のお散歩はハードル高め。
その点、夜は紫外線を気にせず歩けるので気軽に楽しめます。「あ、歩きたい。行くか。」みたいな。急に出てくるフッ軽モード。

スッピン万歳

コレは美意識の問題なので様々な意見があると思いますが、私の場合は完全にノーメイクで歩いています。眉毛すらかいてない。眉無しの麻呂状態でゆっくり歩いていると平安貴族になった気分になれますよ(←え？)
だって暗くて顔まで見えないからね。誰にも会わないしね。ほら、メイクってめんどくさいしね。

デジタルデトックスになる

一応スマホは持っていきます。でも歩いている時はほとんど触れないので強制的にデジタルデトックスになります。
通勤電車でスマホをいじり、日中は仕事でパソコンを使い、家に帰るとYouTubeを見ながらネットショッピングをして…という生活をしている人にはいい機会です。(ズバリ私です。)夜くらいデジタルデトックスしませんか？
外を歩くと昨日とは違う気温、雨が降る前の匂い、少しずつ、でも確実に進んでいく季節に気づくことができます。これもお散歩の魅力ですよね。
とか言いつつ、この文章はスマホの小さい画面からブルーライト浴びまくって書いてるという矛盾。

自分だけの世界に浸ることができる

コレが一番の醍醐味ですね。
夜は人が少なくて誰にも見られないので、自分だけの世界に浸ることができます。
音楽を聴きながらノリノリで歩いてもいいし、ちょっと口ずさんでも大丈夫。なんならスキップしてもいいし踊ってもいい。さすがに踊らないですよ（笑）
爽やかな朝と違って重くて暗い曲に浸りながら歩くのも楽しいんですよね。ダークな気分の時はRADWIMPSの「五月の蝿」やKing Gnuの「Vinyl」を聞きながらダラダラ歩いています。極悪人になった気持ちで、無駄に姿勢を悪くし、ポケットに手を突っ込んで、死んだ目で歩いています。コレけっこう楽しいんです。分かる人いますか？

音楽を聞かずに、ただ無心で歩くこともあります。辛い事があったときは泣きながら2時間くらいお散歩（というか徘徊？）していました。側から見たらめっちゃ怖いですが、夜なので誰にも気付かれません。こうして大人も色んな事を乗り越えているのだ。

歩くことで整っているのか、はたまた乱れてるのか

まとめるとこんな感じです。

夜だから人が少ない
↓
まわりの目を気にせずノビノビ歩ける
↓
デジタルデトックスになる
↓
自分と向き合う時間ができる
↓
色々考える
↓
頭が整理できてスッキリするときもあれば、悶々としたまま家に帰ってくることもある。

最後がスッキリしないですが、だいたいこんな感じです。
歩くことでストレス発散になることもあれば、色々と考えだすと止まらない時もあって、逆に乱れることもあります。これはもう、仕方ないですね。人間だもの。
でも忙しい毎日の中に、少しでも自分と向き合える時間を作るというのは自分にとって必要な事だと思っています。

最後に

夜は暗いので気をつけて歩いてくださいね。私はダイソーで買った反射板を手に付けています。
あんまり光らないので効果があるかと言われると微妙です（笑）

あと、あわよくば痩せたいと思っていましたが、お散歩くらいで人間そんな急に痩せません。私が証明です。体は軽くなりませんが心は少し軽くなりますよ。

色々書いてきましたが「夜のお散歩いいよ、オススメだよ」っていう話でした。思いの外、長くなってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうごさいます。