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自分という存在をプロダクトにしていくこと

こんにちは!JABです!
コロナがなかなか収束しない中、それが当たり前の状態になってきた実感がありますね。
感染予防も日常のルーティーンになってきて、思っていたよりストレスは少ないという実感。
仕事内容があまりコロナに左右されないという点でも私は恵まれているなぁとも思います。

自分にしかできない「何か」を作る必要があるなと

退職時(約4年半前)、まず考えていたのは「スキルをつけること」でしたね。仕事を辞める時って、

「次の仕事はあるだろうか?」
「仕事に就くためにスキルをつけなきゃ」

ってことだったんですよね。

この時は一応、仕事に着くつまり「就職」も考えていました。
だからその時代に必要とされている、もしくはこれからの近い将来需要が高まるであろうスキルを身に付けることを目標にして勉強していました。


結論から言うと、今はそうではない考え方になっています。

うん。たぶん。

勉強したり、いろいろな繋がりで仕事をもらって実務の中で多くのことを学んで、最低限のスキルは身についたんですが、これからの世の中ではそれだけでは戦えないと。

スキルは持ってて当然。その上で自分を選んでもらえるようにならなければいけないんです。

つまり私が今やっていることは「JAB」という一つのプロダクトを作ることかなと思っています。

仕事のパートナーとして選んでもらえるような「自分」をプロデュースしていくことがこれから戦っていく上で必要だなと言う思いで日々過ごしています。


Webの世界に入って、最初はスキルで仕事しようと…

戦闘機操縦士を辞めて個人事業主になるとき、私はとにかくパソコンひとつでできる仕事を目指してました。
当時流行っていたのが「プログラミング」でした。たくさんのスクールもあったけど、そもそも作りたいWebサイトがあったので、独学で「作りながら学ぶスタイル」で始めました。

当時はまだまだコーダーが重宝される(需要が今より高い)状況でしたし、そもそも地方ではまだWebサイトを持っていない事業者が多かったので、ワンストップでサイトが完成させるくらいの知識とスキルがあれば、仕事ができました。
(ちなみに、当初考えていた就職ではなく、私は起業を選択しました。最初の起業はコワーキングスペースの開店で、そこの利用者の中に起業家やプログラマー、コーダーなどがいたため、Webの世界に入るのに必要な情報は比較的充実していました。)

このときは最低限の収入になる程度の仕事をしていました。

コーディングをある程度勉強した時に出会ったのが「STUDIO」というNoCodingでサイトのデザイン、公開までできるプロダクトです。WixやStrikinglyのようなものですが、コーディングを学んでいる人なら驚くほど使いやすく、Webサイトが作れちゃうってサービスで、衝撃を覚えた記憶があります。

(のちに私はSTUDIOのファンになり、公式アンバサダーにまでさせていただきました。今でもSTUDIOの公式アンバサダーとして、いろいろな人にSTUDIOの良さを力説してますw)

テクノロジーは「不便」や「誰でも簡単にできるように」というところから進化すると言うのは本当で、誰でも簡単に便利にWebサイトを作れるようにというサービスやプロダクトは日々いろんな業種で生まれているわけです。


これを考えた時に、「スキルで仕事をしていこう」という思考は優先順位が著しく下がりました。

ただこれは完全に時代の流れ。

始めた当初は勉強すればするほど高い単価で仕事ができるようになっていき、充実感があったのも事実ですが、今はそれでは効率が悪い。

と言うよりも、スキルで仕事をとっていくのは、私が今から追いつくのが難しいくらい日々自己研鑽、勉強をして、新しい知識・スキルをアップデートし続けている人たちになるだろうなぁと。


とりわけ自分の環境から感じたこと

Webサイト制作やWebサービス制作の領域に関しては、もはや少しの勉強でローンチまでできてしまう環境である(になっていく)ことは間違いないと思っています。

そこでこれから必要になってくるのは何かと考えた時に、「デザイン」や「ディレクション」といったスキルの重要性はこれからどんどん上がるだろうと。

もちろんこの領域でもすでにトッププレイヤーとなっているデザイナーやディレクター、大学でデザインなどを学んでいる人もいるので、そもそも28歳まで10年間を全く違う戦闘機の操縦という領域で生きていた私にはハードルは決して低く無いわけですが。

そんな状況を加味しつつもコーディングやデザイン、ディレクションの仕事はすごくワクワクするし、やりがいがあるし、何より好きな業種ですので、完全に業界や領域を変えると言った考えにはなりませんでしたね。


じゃあ、どうする?

これを考えるきっかけになるのが発信活動を始めたときです。

自分自身当たり前だと思っていた知識が実は世間一般ではレアな情報だったり、そう言う知識を求めている人が思っていたよりも多いなと感じた時からです。

そして肌感覚として、「大きな企業の後ろ盾」や「大企業との取引実績」などは必要なくなってきていると感じていました。

どちらかと言うと、SNSなど「自分を発信する方法」を愚直に行っていた方が、「自分という存在」をみて依頼してもらえることがプライマリーになってきています。

もちろん、絶対それで案件を取れるというわけでも無いし、会社をうまく回せる確証が得られるわけでもありませんが。

ただ、このやり方、私自身はすごく好きだし、魅力的でした。

「自分」という人間に対して、そのスキルを使った仕事を依頼するという構図。

反対にいうと「スキル」に対してされた依頼を自分がこなすというわけではない受注関係です。


一番単純なのが「知り合いだからJABにお願いしよう」という感じ。


Web制作などはこれが結構大事だったりするんです。単純ではありますが、「知り合いだから」というのは、

・顔が見えて安心
・そもそもクライアント(依頼主)のことをある程度知っている
・相談しやすそう

ということがあります。

こんな感じで「自分に対して依頼が入る」というのはありがたいと同時に、仕事しやすいです。

その分、責任は全部自分にかかってくるので、プレッシャーもありますが、何より信用してくれるのは嬉しいことですし、気合も入ります。


そのために、様々な媒体を使って発信していくんですが、できる限り等身大で、且つ飾りすぎることなく発信していくことが重要なんです。

今やSNSというのは「知り合い」の領域を相当広くしてくれました。

ここでありのままの発信していると、声をかけていただく時にイメージとの齟齬がなくなるので、こちらとしても仕事がしやすいんですよね。

なぜか最初からフランクに接してもらえたりするのでコミュニケーションがとりやすい!

この一連の流れが「自分をプロダクトにしていく」ということかなぁと思っています。

今は何をしているかというと

Web制作、映像制作、LIVE配信などの支援(自社も他社も)、コミュニティ運営(起業家、航空ファン)、をメインにやっています。

どれも結局のところ直接の依頼による仕事です。

「JABにお願いするよ」と言ってもらえるのは本当にありがたいことです。

LINKSという会社、HighRateという会社を経営していますが、基本的に手を動かすのは私自身で、依頼をいただくのもJABという存在を知っている人から直接です。

少しずつ様々な繋がりも増えていき、同時にご紹介などでご連絡いただけることもふえてきたなと感じますね。

日々、それらの仕事をしながら、その仕事の中でもスキルアップしていくし、空き時間があれば勉強もします。

配信もしながら、SNS発信もしています。

意識しているのは時代の変化に取り残されないことで、常に新しい、その時代にあった動きをしていくことを意識してます。

余談

ちょっと前に日本初(?)のオンライン航空祭をHighRateで運営する「SAMURAI TENGU+」というYoutubeチャンネルで開催しました。

その時の配信がこちら
https://youtu.be/blN-AlNTMoQ

これ、完全に初の試みだったんですが、この企画運営をしたおかげで、配信に関しては実に多くのことを学びました!

地上波とは全く異なる「簡単に誰でも発信・配信ができる」ものです。

これはどんな小さな会社でも(HighRateでさえも)チャンネルを持って、独自の配信をしていくことができるなんて素晴らしい!

もしこのように何か自社で配信したいという事業者様はお問い合わせください!(営業かっ!?w)

LINKS(JABの会社)
https://links-co-working.com/

HighRate
https://highrate-ltd.com/

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