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自分は何者で、何ができるのか?それよりも「何がしたいのか?」

もう少しで一つ会社が生まれます。

立ち上げのボードメンバーは後輩と先輩+私の3人です。

起業にあたって、週数回のミーティングを行っていますが、最も重要なのは「企業理念」と「ビジネスプラン」ではないかなと思っています。

企業理念の話

複数人で起業する時に、この理念をあらかじめブレないしっかりした物を掲げて、それに基づいてそれぞれが行動する必要があります。

いわば、自衛官が国旗に、憲法に、しいては国に忠誠するように。

一つの理念の元行動することは私の会社にとってはそんなに難しいことではないと思っています。
全員が元自衛官として仕事をしていたので、一本の筋の通った理念があれば、あとはそれぞれが自由に行動(ビジネスとして)したときにも、過度な相互監視は必要なくなる。(そもそも信頼関係があるので心配はしていないんですが。)

そこで私たちはこの「企業理念」については、多くの時間をかけて話し合っています。創業までにきっちりと一つの形を作れればと思っています。

もちろん現段階での最終ゴールは「日本という国がより良くなるための事業」というところではありますが、その細部マインドのところとビジネスプランのところを詰めていく必要がありますね。

ボードメンバー間の関係性

メンバーは全員が元戦闘機パイロットで、現在は起業家です。
それぞれの事業を持っているものの、全員が先輩後輩関係にあります。

年齢としては、5歳くらいずつの差があり私はその真ん中の年齢です。

「自衛隊の縦関係」が抜けきれないかと想像する方もいるかと思いますが、弊社ではそれはありません。社会に出てしまえば1人間同士の関係。

年齢に対する経緯や経験に対する経緯はもちろんありますし、尊重していますが、「階級」という差は弊社には存在していません。一般社会に出た年数としては私が一番長い期間自分で事業を行っています。

その点、先輩は敬意を払ってくれるし、頭ごなしな対応は絶対にしません。私自身、後輩に対してもそうです。1一人の代表取締役として接していますし、意見や相談にはフラットな目線・立場を意識しています。(意識しなくても5年も一般社会に入ればそうなります。)

これらの体制を崩すことなく、経営判断していくことができれば、職場環境やビジネス自体もうまく回っていくと思っています。

会社を起こすことが目的ではなく、その会社を使って社会をどうするかが目的

当たり前のことですが、会社を起こすことが目的ではありません。その会社がどう社会貢献するかを目的にしています。

起業は理念を達成するひとつの手段に過ぎないということは、常々思います。(なので、正直法人設立の手続きが一番リソースを割かれて嫌なところ・・・)

って言ったら、先輩に怒られそうですw。起業にあたっての設立手続きは実は先輩が全てやっていますので。

話は戻って、「この会社で何をしたいか」というところですが、国をよりよくするという理念のもと、最初はやはり「国防」が頭に浮かぶのは私たちの前職の関係上至極当然ですね。

会社として国防に直接携わることはできません。(もっと大きな会社で海外に拠点をもてば別かもしれないですが・・・)

経営理念の元、弊社としてできることのひとつとして、国防を直接になっている自衛隊を応援すること。

これは誰しもができる国防への参加の一つだと思っています。

よく私たちが言われるのが、「お前らにいくらかかってると思っているんだ!」ということですが、それは私たち本人が一番よくわかっている理解していることです。

だからこそ、どんなに批判を受けようと、どんなに厳しい言葉をかけられようと、会社としては国防に貢献したいという思いが強いと思います。

「組織への恩返し」というとおこがましいですが、そういう気持ちを持っているからこそ、「国防最前線の自衛隊を支援する」という、活動が一番前に出てきているのです。


もちろん、そのほかにも事業としては進めていくことがいくつかありますが、それはまたの機会に書きたいと思っています。

自分たちは何者で、何ができるのか?

非難されることを承知でいうと、私たちは「元戦闘機パイロット」です。そしてそれは一部の層からするとかなりのハイステータス・ハイスペックと認識されているようです。

これを生かさないのは、自分の過去を否定し、捨てることだと私個人的には思っています。

目標を達成するために、このブランドを利用することは、むしろ事業をドリブンする上で有効です。

そして「事業の成長=国への貢献」となるので、むしろしっかりと適切に利用することが必須になってきます。

そのため、最初はYoutubeから始まり、認知を広げる活動をしてきました。

肯定派・否定派はいるかと思いますし、よく思わない方々も多くいるというのは下準備の活動の中である程度のデータは取れたのですが、最終的には否定派の方達にも応援されるような事業にしていきたいというのが、弊社経営陣の考えです。

正しい活動を継続して、理念を貫きやっていればいつか認めてもらえる日がくるという淡い期待を失いたくはないですね。

弊社メンバーだからできることは、国防の面においては「自衛隊の内情をしっていて、正確な情報を伝えられること」と「自衛隊との直接的な接点をもっているため、連携なども可能性がある」と行った点です。

直接的な発信もそうですが、その周辺地域を活性化させることで、隊員の週末のリフレッシュを支援したり、はたまた自衛官の募集にも貢献できるのではないかと思っています。

優秀な人材を、自衛隊に紹介・入隊させることができれば、小さな一歩かもしれませんが、国防に貢献したといえるのではないでしょうか。


そのほか、できることとしては、「一般人だからこそできること」というのもあります。

自衛官時代はもちろん副業が禁止されているので、「経済を回す」という形での国への貢献はできません。国防に関してしか貢献できなかったのが自衛官時代です。

しかしながら私たちは現在は自由に事業を行い、自由に稼ぐことができます。(「稼ぐ」という話をすると、よく思われないことがありますが、弊社としては「稼ぐことが悪いこと」という認識は排除していますので、このマガジンの中では躊躇なく今後使っていきます。)

稼ぐことは「経済を回すこと」に他なりません。これは日本という我が国をよりよくするためには絶対的に必要なことです。その稼ぎ方が「誰かのためになったことへの対価」であればそれは立派な貢献になると思っています。

会社として利益が大きくなればなるほど、「税金」という形で、日本の社会保障の充実や、国防予算の充実にも貢献することになるわけですから、稼ぐことは良いことだと思っています。

弊社としては複数の事業の柱を構えて、経済に貢献していけたらと思っています。

より良い労働環境

働く環境、といういうよりも、関わった人間がより良い生活や体験ができるような会社にしていきたいという思いもあります。

私はこれまで別の会社を3年経営してきましたが、常に1人会社でした。
「従業員の労働環境」というものとは無縁の経営を行っていますので、今回の起業にあたってはその点では初めての経験となります。

経営陣は、常にフラットで働きやすい環境づくりを目指しています。今後もし事業拡大に伴って、従業員を雇用することになった場合、待遇は「満足できるもの」でありたいと思います。もちろんビジネスなのでそれ相応の仕事をしてもらうことが前提ですが、会社として従業員の家族もひっくるめた「満足度の向上」を考えていきたいですね。

Xデー

もう一通りの準備はできています。実際に動き出すまであと少し。

X デーを楽しみにお待ちいただけると幸いです。

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