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「コロナだからオンラインイベント」ではなく、「リアルイベントにさらに価値を追加するためのオンライン活用」を考える

JABです!もうすぐオンライン航空祭第2弾の「エア小松航空祭2020」が開催されます。
今はその準備に追われているところですが、何かとワクワクすることが多いので充実してます。

リアルなイベントを見据えたオンラインイベント開催

新型コロナの影響で様々な業界におけるオンライン活用が当たり前になってきましたね。(ほぼ半強制的に取り入れなければならない状況かw)

私は元々Webを活用した仕事をしていたのであまり違和感がないのですが、一番の変化は

受け手(クライアントやユーザー)がオンラインによるコンテンツをより受け入れやすくなった

ということです。

そんな状況が私にとって好機だったので、オンライン航空祭というコンテンツをお届けすることができるようになりました。

ただ私としては「このコロナの状況だからオンラインイベントだ!」ということとは思っていません。

もちろんイベントのオンライン化はコロナ禍では緊急回避的に必要だから広がっている感はあります。ここでオンラインイベントが社会になじむことで、ユーザー側が自然に利用するという環境になったことが重要なんだなぁと思います。

コロナが落ち着き(or withコロナが当たり前になり)リアルイベントが開催されたときに、「リアルイベント+オンラインコンテンツ」でそのイベントの価値や情報量、さらには参加者やユーザーの数を増やすことができるようになります。
ここが私が見据えている近い未来です。

リアル+オンラインでいろんなリミットを解除する

リアルイベントだけだとどうしても様々な制限が付きまといます。

一番わかりやすいのが「参加人数」ですね。
リアルイベントでは会場のキャパシティがイコール「最大参加可能人数」になってしまいます。
ここにさらにオンライン配信を掛け合わせることで、参加人数は爆発的に大きくなります。
参加可能人数はほぼ無制限ですね!
例えば会場が遠くて行きたいけど行けないという人も拾い上げることができるし、興味はあるけど会場に行くほどではないという人もオンライン配信を試しに見てみるということも起きてきます。

ただしオンライン配信ではどうしても会場の臨場感は味わえなくなってしまうんですよね。
やはりそこまで没入感は得られない!
これって、デメリットであるように見えますが考え方によっては、「会場に行くメリット」をユーザーや視聴者に感じさせることができて「リアルの価値」を保ち続ける手段にもなり得ませんか!?

もうひとつだけ例を挙げるとリアルイベントではどうしても「入場料や参加量」が高くなってしまいがちです。
それだけ会場費や運営スタッフなどにコストがかかっているということです。
できるだけ安くイベントに参加したいと思うのは誰でも一緒だと思います。「イベントは気になるけど、そこまでお金をかけたくないなぁ・・・」という人がオンラインでイベントは適しているかもしれません。

開催費用や会場キャパシティなどに起因するリミットはオンラインを追加することで解除できると思っています。

他にも、配信環境、撮影機材などを整えることで、「リアルよりも見やすい」という状況も作り出せますね。野球やサッカー、格闘技などを見る時と一緒です。

会場の臨場感は味わえないけれど、画面越しの適切なカメラアングルで見れるからこそ、細かな状況が見えてきます。

これが「見る」ということに関するリミット解除とオンライン化の可能性です。

オンライン配信とセットでオンラインショップも併せてオープン

「その場にいなくても見ることができる」

これだけではまだオンラインの有効性を最大限発揮しているとは言えないかなぁと。
これは考え方次第なところもある(後述しますが)けど、イベントに参加してる感を出すには、グッズの購入もできるようにするのがいいかなと。

イベント限定グッズをオンラインで購入可能にするのは、参加してる感を出すにはいい手段かと個人的には思います。(私だったらイベント限定グッズとか欲しいですもん、思い出として。)

そして何よりイベント主催側としては、リアルに足を運んだ人数を見込み客とするよりも、全国・全世界の人が顧客になり得るんですから、イベント開催のための費用などをまかなえる可能性大だし、もしかしたら大きな利益になるかもしれません。

一方、実際に会場にきた人にとっては、「ここでしか手に入らないレアなグッズ」という特別感がなくなる可能性もありますが、これも何かしらの対策はできます。

例えば、会場で売っているグッズはオンラインでは販売しない「特別カラー」にするとか。

いろんな議論はあるかもしれないけど、オンラインショップの開設はとても有効であると思ってます。

リアルイベントが解禁になったら

コロナが落ち着くか、withコロナが当たり前になって人が集まれるようになった時、みんなお待ちかねのリアルイベントがどんどん開催されるかと。

リアルイベントはコロナ以前と変わりませんが、大きく変わったのは人々のオンライン慣れが進んだこの状況です。

これまでよりも抵抗なく、そして簡単にオンラインコンテンツを使う素地ができたんですね。

だからこそ、リアルイベントにオンラインコンテンツやオンライン配信を掛け合わせることが簡単になり、それをデフォルト化していけるんじゃないかなと思って、現在オンラインイベントを行っています!!


余談

今は完全にオンラインイベントになっているので、ただのリアルタイム配信以外に、もっと作り込んだ収録映像だったり、映像コンテンツを作ってます。

Premiere proと仲良くなってきたし、映像による表現の幅が一気に大きくなった気がしてます。はい。

動画編集は家でできるし、ちょうど在宅ワーク、リモートワークにはもってこいの作業です。

しかしながら、現在会社として定期的に開催しているオンライン航空祭の準備は想像を絶する忙しさですね。。。そもそも誰もやったことがないことで、相手方は航空自衛隊という「変化に敏感じゃない組織」。何事も提案ベースで入っていくけどとにかく動きが重たい。そんな交渉もしながらも(これは先輩がやってくれてますw)、イベントに必要な準備をして行かなきゃならんのですよ。

私は準備期間で何をしているかというと、

イベント公式Webサイトを作り、オンラインショップ機能を実装し、フォトコンテスト(結局200作品を超える写真が集まった!)の応募対応、画像をリサイズしてWebへ、さらにはオリジナルグッズのデザインをし、動画の編集をし、SNSやその他足で稼ぐ広報をして、この1ヶ月を過ごしています。

特に映像制作に関しては2週間でトータル7本作っている感じです。これがまた忙しいw 楽しいけどハードじゃ!!!

ということで、9月21日、暇な方は是非オンライン航空祭をお楽しみください!w

https://online.samurai-tengu.com/

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