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介護×動画編集

【英語吹替版介護実技動画】 

カイゴ大学さんから提供いただいている、介護実技動画の英語吹替プロジェクト、20作目に取り掛かっています。 年内の目標を20本と設定していましたが、結構早いペースで進んでいます。

最初は1分弱の動画に英語のサブタイトルを付け、生徒さんにレコーディングを頼み、その音声を付け、仕上げるまでに半日かかりました。

今では、だいぶコツを掴んできましたので、作業が効率化し、短縮できています。 

既にピックアップしているカイゴ大学さんの動画35本を、年内に終わらせようと思います。毎回別々の生徒さんに依頼しているので、声もテンポも異なり、変化が合って結構面白い作品に仕上がっています。

エンドロールには声優を担当した生徒さんの写真も出ていますよ。もしよろしければ、見てみてください😉


 (日本式介護技術動画)

 https://www.youtube.com/playlist?list=PLEOnrvM5dxRvjLWFbmM7Uh1tyspp2ppt- 

【講義と実技のオンラインコラボレーション】

どの動画を英語吹替にするかについては、介護特定技能試験(SSW試験)の内容に合わせて選定しています。

公式テキストの解説動画はすでに出来上がっていますが、講義形式なので実技指導はありません。 今後も対面での授業が難しくなることを考えると、実技指導もオンラインで、できるように準備しておいた方が良いなという考えもあって、動画編集作業に取り組んでいます。 

SSW試験内容は全て頭の中に入っていますので、実技動画を通常のオンライン講義の内容に合わせて組み込み、さらに授業のクオリティを上げていこうと考えています。  

【人それぞれ】 

実技動画のクオリティだけを考えると、声優としてセンスのある生徒さんひとりに吹替え作業をお願いしたほうが良いのですが、このプロジェクトの別の目的は、来日を待つ生徒さん一人一人をプロデュースすることですので、敢えて毎回、別の生徒さんにしています。

 生徒さんから送られてくる、音声や写真をみていると、あらためて〝人それぞれ〟というフレーズが浮かび上がってきます。

 プロフィールの写真を何枚も送ってくる人もいれば、ベストの写真を吟味して送ってくる人もいます。

 私の指示通りにレコーディングをしない人もいれば、動画編集まで完璧に終わらせて送ってくる人もいます。人それぞれです。 

フィリピン人介護士と一括りに捉えられがちですが、みな別々の個性、別々のバックグランド、別々の考え方を持っています。

社会がますます多様化していく中で、人々の多様性を受入れ、それぞれの個性を伸ばし、さらに成長させてくれる人や場所に、人が集まってくる時代になってきたなと感じています。

私もこれからは、教師として生徒から選ばれる立場になっていくと思います。オンライン授業が主流になれば、ますますその動きは加速するでしょう。

SSWの試験に合格させるだけではなくて、+@で生徒さん達の成長に繋がるような教育を目指して、がんばります!

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