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【サラリーマンの副業】経費はどこまで認められる?

今回は、副業は雑所得に該当する前提での内容になっています。
雑所得か事業所得かは、こちらの記事をお読みください。

みんなが気になる副業の経費


副業を始めると「経費はどこまで認められるか?」という事を気にする方が多いようです。副業を実際に始める前の段階でも気にしている方もいらっしゃいますね。

ズバリ経費とは?

経費とは、「収入を得るために直接必要な売上原価や販売費、管理費その他費用」のことを言います。ポイントは「直接必要」です。

「これは経費になりますか?」って税理士に聞いてくる時点で「直接必要なもの」ではないことがほとんどです。こういった相談をされると「う~ん。。。そうですね、20%くらい経費にしときます?」って会話もあったりなかったり…

「直接必要なもの」とは、わかりやすい例で言うと、店舗の家賃、小売業の仕入、広告宣伝費など。これらの支出を「経費でいけるか?」って悩む人はいませんよね。

実際はどこまで経費にしてる?

上記の例だけだと厳しすぎるので、経費にしている範囲はもう少し広くしているケースが多いかなと思います。
・副業に必要な書籍代
・家賃や光熱費の一部
・打合せ時の食事代やカフェ代
・PC代の一部
・副業で使う消耗品
・副業に必要な交通費

一応「副業に必要な」という補足をつけていますが、この辺りが手堅いところでしょうか。
「副業に必要」の範囲はどこまでなのか?
私がクライアントによく言うのは、「もし税務調査があった場合に、経費の妥当性を客観的に説明できますか?」って事です。
例えばちょっと高めのワインを買ったとして。
仕事を紹介してくれた方へのお礼としてお渡ししたものなのか、自分用のものなのか。
事業に関係あるのか、そうではなくてプライベートの支出なのか、ご自身が1番わかるのではないでしょうか。

巷には「車も経費でOK」なんて言われているケースもあるようですが、ちょっと現実的な話も知ってほしくて今回の記事を書いてみました。
本日もお読み頂きありがとうございます。










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