マガジンのカバー画像

Economic Literature~経済論文ななめ読み~

8
自分の研究に関連しそうな経済論文のただひたすらにななめ読みするブートキャンプ。基本的にはAbstractの和訳。
運営しているクリエイター

記事一覧

【EL Vol.8】労働需要のショックに対する雇用の弾力性、通勤の重力方程式:Commuting,…

国際貿易における重力方程式(Gravity Model)では、取引する両国のGDPが大きいほど2国間の貿…

Kohei Ando
2年前

【EL Vol.7】ITによる労働市場の二極化:Has ICT polarized skill demand? Evidence f…

IT革命による生産性の向上は付加価値額や賃金の上昇をもたらしたが、その効果は全ての人々に行…

Kohei Ando
2年前

【EL Vol.5】技術革新による労働形態のシフト:Away from Home and Back: Coordinatin…

技術革新による生産性の向上は、労働形態にダイナミックな変化をもたらす。1800年頃、機械化に…

Kohei Ando
2年前

【EL Vol.4】ソフトウェア産業の集積と雇用、賃金:Job hopping, earnings dynamics, …

一見すると場所にとらわれないように思えるソフトウェア産業においても、集積のメカニズムは働…

Kohei Ando
2年前

【EL Vol.6】AIによる失業リスクをタスクベースで再評価:The Risk of Automation for…

仕事のAI化について、Frey and Osborne (2013)は職業ベースのアプローチから米国の47%が失業リ…

Kohei Ando
2年前

【EL Vol.3】大都市での"学習効果"がもたらす所得増: Learning by working in big cit…

大都市ほど労働者の所得が高いことは直感的に整合的で、以前から多くの先行研究で実証されてき…

Kohei Ando
2年前

【EL Vol.2】在宅勤務、どれだけのポテンシャルがある?:How Many Jobs Can be Done at Home?

COVID-19感染拡大に伴い在宅勤務への移行が強制された中で、Dingel & Neimanは米国の各職業にどれだけの在宅勤務可能性があるのか算出した。米国O*NETに基づいたスコアは在宅勤務を検証する研究において米国以外の各国でも活用されている。 AbstractEvaluating the economic impact of "social distancing" measures taken to arrest the spread of COVID-19 rai

【EL Vol.1】雇用の未来:The Future of Employment

Frey & Osborneは"The Future of Employment"にて、各職業のコンピュータ化率(≒職業が将来的…

Kohei Ando
2年前