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ヘレス でシェリーのボデガを見学(ティオペペ編2019年)

さて、ルスタウに続き、ティオペペで有名なゴンザレスビアス社まで足を伸ばしました。

とにかく規模がデカイ。
取り敢えず、見学はさておき、中をチラリと覗こうかと思ったら
「見学ね。次は13時から。シェリー何種類にする?タパスはつける?」と入り口で矢継ぎ早に聞かれ、結局見学する事に。
1番リーズナブルなシェリー2種タパス無しで16€のコースを申し込み。

さすが世界に名を轟かすティオペペ。中も広く、至る所に花やレモンの木🍋があり、ほやーっと眺めてるだけで美しい。

待合室で荷物を預け、13時まで待つ事数分。
日本人の老夫婦がいらっしゃり、しばし談笑していよいよ見学開始!

地球の歩き方に出てくる写真の所!
世界各国に輸出してるティオペペ。輸出国の国旗が書いてある樽がズラリ

日本は真ん中近くにあったよ!

ヘレス の地図

プリっとしたこのお姉さんがガイド。
ルスタウとは打って変わって、完全な観光ガイド。施設の作りも観光メインになっています。

名物!赤いトロッコ?バス?で施設内を移動します。

施設内にブドウ畑が。

光の入り方が美しい!

ルスタウは三段積みでしたが、こちらは4段積み

まずはブランデーの説明を。

蒸留機があります。
先程と同じく、英語はほとんど分からないけど、ブランデー醸造の知識はあるので、なんとなーく伝わる。
拙い英語で「パロミノ(シェリーのブドウ品種)で作ってるブランデーなんですか?」と聞いたら、そのようでした。

このブランデーは見覚えあるぞ!

どんどん移動

でた!ティオペペ人形!
おそらくこの辺りだったと思うけれど、15分くらいの映像を見る。

少なくても10年は確実に更新してないんだろうなぁと思われるなんとなく懐かしさが漂う宣伝VTR

先程の日本人のおじ様が「宣伝感満載やったなぁ!あれ!」と、痛快な一言を言っておられました笑

美味しいシェリーにはネズミが来るらしい。そのために、ちゃんとシェリーを入れたグラスにハシゴを置いているそうです。

それがこちら

ほんとに来るのかな、、、?
ドイツのワインはネコが乗った樽が美味しいと言われているが、シェリーはネズミ。
お国柄で変わるんですな。

↑ブドウ発見!!、

とにかく敷地が広い!
1時間くらいで終わるかと思ったら、1時間半くらい経ってもまだテクテク醸造所内を見学。
いつシェリー飲めるのー?!

むかーしのシェリーの瓶だそうだ

生まれ年の樽発見

おそらく、ティオペペさん

有名人のサインいっぱい

やっとテイスティングルーム到着!!

うっかり最後シェリーの写真をとりわすれました、、、泣

ガイドのお姉さんが試飲シェリーの説明を。
2種の私はフィノとペールクリーム
4種の人はたぶんオロロソとペドロヒメネスがついてたと思う。
先のご夫妻がタパスつきを頼んでたのでご相伴に預かり、たびのアレコレを話す。
70代後半で、ツアーじゃなく約2週間の旅を自分らでプロドゥースしてあちこち回っていると!excelで作った完璧な旅工程表も見せていただきました。
カッコイイ!私もそうなりたいな。

ティオペペは総じて「観光」のシステムが整っているので、シェリーの事をよく知らなくても楽しめる施設でした。
ガッツリ「酒造見学」を望むならやっぱりルスタウがおススメ。
ティオペペ見学は試飲まで合わせて約2時間チョイの行程なので、時間に余裕をもってスケジューリングするのがおススメです。ルスタウは1時間くらい。

なので....
15時30分の電車に乗ろうと思ってたのですが全然間に合わず、1時間後の電車に変更。
バルセロナ行き飛行機の離陸3時間前には到着しようとしてたけど、しょうがない。

テクテク歩いて駅まで

どこにも必ずいる偽物ミッキー

ハトonハト
ヘレス のスペルがとれてる💦

ヘ、、ス、、、?

ここもボデガ

駅に着き、まだ時間があったので、今日1日酒だけ飲みまくって全然食べ物を口にしてなかったので、駅前のカフェでご飯。

よくわからなくて、ロシアンサラダ頼んだらポテトがめっちゃ入ったサラダ。葉物が食べたかったのに重い、、、(また酒のんでる、、、さすがにワインはキツく、セルベッサ(ビール)」

「エビパンケーキ」を頼んだら完全にチヂミ!!!
まぁ、美味しかったんだけど、えらくしょっぱくてさすがに水を頼んだよ。

ヘレスの駅から空港駅までは一駅。
webで事前予約したので、そのまま改札へ。で、電車乗り込んで、空港駅到着。

あれ、、、、一回もチケット見せてないんですけど、、、?
改札入口は人いないし、出口も人いないし、車内でも誰もチェックしにこない。
セビーリャから乗った時も入口、出口はノーチェックで車内で確認があったけど一駅だと確認するタイミングすらなかったよ!
「これ、チケット買わなくても行けたんじゃね?」と悪魔のささやきがあったのですが、、、チケットはちゃんと買いましょうね😅

ヘレス 空港到着 。駅から目の前です。

ヘレス の空港は小さく人も少ないのでチェックインもすぐ終了。
うっかり3時間前に来てたら暇を持て余してしまってたので2時間前で正解!
(ただ、バルセロナは超〜デカイ空港で、行列もハンパないので3時間前必須です)

さらばヘレス !!

実は当初、今回の旅に工程で、ちょっと時間の余裕が危うくてヘレスは無理かなぁと思ってたのですが、無い体力を振り絞って早起きをしてヘレス を詰め込んだのですが、本当〜に!!

行ってよかった!!!

主要都市の様に観光地化されてないから、とってもノンビリとしてて「いかにも地元な人達」を1番感じられたのがヘレスでした。
その後バルセロナに行って、あまりの都会感に切なくなった程、、、🥺

シェリーの事をよく知らなくても行ってみる価値大です!
お酒飲めなくても、カフェやレストランは沢山あるし、飲めるなら尚更、醸造所を訪ねる事をお勧めします。

また行きたいな。次は今回大好きになったマンサニージャの産地、サンルーカルバラメーダにも足を運びたいです!


追記--
ルスタウ編で、気に入ったマンサニージャを購入したと書いたですが、これ、バルセロナから日本へ旅立つときに、ウッカリ手荷物で保安検査を通ってしまい、「捨てるよ!」「嫌だ!」の押し問答の末、再度荷物を預けるチェックインカウンターに戻してもらえたのですが、先に書いた通り、ヘレスとは打って変わり信じられないくらいの大行列!ギリギリまで粘ったけど、どうにも間に合わず空港で飲めるだけラッパ飲みし、残りは捨てて瓶だけ持って帰ったのでした、、、涙
お酒は必ず預け荷物で!!(基本中の基本ですがね)

腹の中に入れて帰りました(泣)

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#醸造所見学
#ワイン

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