「物語思考」2章

お疲れ様です。Jです。

「物語思考」第2章ということで、2章ではキャラをつくるフェーズに入るのですが

その前に1章についておさらいです。

1章では「頭の枷を外して、なりたい自分を想像しよう」というのがテーマでした。

できるかできないかは一旦置いといて、とにかく荒削りでもいいから、なりたい自分を考えるのが第一の課題でした。

そして、2章ではいよいよキャラ作り。

イメージ的には、もう1人の自分を作るイメージです。

プロフェッショナル仕事の流儀にイチロー選手の回があったのですが、流儀の一つに「イチローになる」という流儀がナレーションでありました。

つまりそれは、鈴木一郎ではなく、イチローという一つのキャラクターに入り込むということだと思います。

イチローというのは、「ヒットを量産し、数々の記録を塗り替えていく人」といったところでしょうか。

なりたい自分を作り上げるには、まずそのようなキャラ設定をしていくところから始まります。

みなさんにも憧れる人や尊敬する人は1人や2人くらいはいると思います。

その人のどのような行動に素晴らしいと思い、それが自分の取りたい行動であるかを考えていきます。

憧れ=なりたい、ではないので、注意が必要です。

その人の全部になりたい、というよりむしろ、色んな人から一つずつ行動を抜き取っていく、という感じです。

・スティーブジョブズのように、選択肢を減らすために毎日同じ服を着る

・武井壮のように、毎日1時間新しく知識を得る時間をつくる

・会社の上司のように、誰でも気さくに話す

などなど。

その人のいい部分、真似したい部分を抜き取っていけば、それが一つの自分になります。

そして、行動を抜き取ったら、実際にその行動をとってみます。

それがたとえ違和感あるものであっても、その行動を取り続けます。

今まで寄付なんてしたことないのに、急に寄付してみると「偽善者みたい…」など思うことはありませんが、

続けていると徐々に

自分というものを「自分は寄付する人」って思い込むようになっていきます。

習慣化の話にもなるのですが、

習慣ってアイデンティティ(キャラ)を作り上げてしまうのが一番強固だと思ってます。

禁煙することが目的なら、タバコを吸わないという行動をとるより、

タバコを吸わない人の言動や行動を真似するのが一番です。

タバコ吸う?と聞かれて、「今禁煙してんねん」って答えたら、それは「禁煙を頑張ってる人」になりますが、

「俺たばこ吸わへんねん」って言ったら、「たばこ吸ってない人」になれます。

その行動が徐々にキャラを形成することになります。

行動とキャラは常にセットです。

片方が抜ければ、片方は成立しなくなります。

まとめと
なりたい人をリストし、その人の行動や言動をピックアップし、自分だけのキャラを作り上げよう

ということでした。

ではでは!

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