オンラインサロンに入会して、退会した話


みなさんこんにちは!こんばんは!おがわです!


本日は、アンチ○○系の人たちが盛り上がるような話をしていきます。

だから○○さんサイコー!!とか叫んでいる人とかは回れ右したほうがいいかもしれない。


今でこそ、どのオンラインサロンにも入っていませんが、およそ1年とちょい前に、僕もオンラインサロンに入っていた時期がありました。

ちょうど西野さんのエンタメ研究所などが流行り始めた時期ですね。


どうしてオンラインサロンに入会したのか?


シンプルに興味があったからです。オンラインサロンってどんな場所なのだろう、と。

現在こそ乱立していますが、2016年当時はオンラインサロンは非常に珍しい存在であり、注目されるビジネスの一つでした。


オンラインサロンが果たす役割もやや異なっており、どちらかというと有料ファンクラブの延長線上にあるような感じです。


しかし僕が入ったのは、マネタイズを教えてもらって行動するようなサロンでした。

大学で勉強したのがIT系だったのですが、どちらかというとビジネスに興味があり、ここいら(卒業手前)でビジネス勉強したい、超勉強したい、という欲に掻き立てられ、入会を申請。審査に合格し、入会します。


やりたいことがなかったので、晴れてパシりになりました。


もちろん起業系のオンラインサロンだったので、メンバーは錚々たる顔ぶれでした。


社長はいるし、オフラインで店舗を個人経営している人もいるし、ブロガーもいるし。情報商材を売っている人なんかもいました。


その中で、はっきり言ってやりたいことも得意なこともない、大学生21歳。


ということで、経験ゼロながらなんとオンラインサロンのサポートメンバー側に入ることになります。


ビジネスをする側から、誰かのビジネスをサポートする側へ。コンサル的な立ち位置に入ったことにより、情報や感情を俯瞰的にとらえることができました。


これがとても性に合っていたらしくて、時に30以上も年上の人に説教たらしたり、時にオフラインで行っているビジネスを拝見しにプノンペンまで行ったりと、かなりイキがってました。いやすごいよ行動力。


そしてついにWordpressでのサイト運営を任され、初めてHTMLとCSSに出逢います。僕がWebデザイナーを志したきっかけです。ハッキリ言ってこのサロンがなければ、僕は一生ギャンブルをやっているニートだった。


どうしてやめたのか?


元サロンメンバーでこれを見ている人がいたら、すみません。相当気を悪くされると思います。

あくまでも一個人の価値観としてとらえていただけたら、と思います。


あまりにも気持ち悪い同調意識


オンラインサロンに入って気づいた最も重大な事実は、僕が群れるということに対して非常に嫌悪感を抱いていた、ということでした。


誰かが発言したらみんなで賛同してよいしょする。

誰かが行動したらみんなで拡散してよいしょする。


ハッキリ言って反吐が出ました。今でも思い出すだけで心ノ臓が重くなり、気持ち悪くなります。


なぜみんな、等しく慣れあうのか。

なぜみんな、尊重しあうのか。


理解できない僕が未熟だったのかもしれません。しかもそれを「ホラ、ミンナコウシテ"同調"シテクレテイルジャナイカ!」などと誇張された日には、もう心が悲鳴を上げてしょうがない。


もともと"普通の人と違うことがしたかった"からビジネスを学ぶことを志し、ビジネスを学ぶためにオンラインサロンに入ったのに、そこあるのは同調という"普通"。


そう考えると、僕は同調するコミュニケーションから逃げた、といっていいでしょう。僕が未熟でした。でも反省したところで、そのコミュニケーションに立ち入ることはこの先ないでしょう。


周りの行動力が、一部を除いて皆無。


まったくやりたいことも強みもなく、成り行きでサポートメンバーになった僕に言われたくはないかもしれません。


でも、正直言って、サロンメンバーの半数は死んでいました。

やるやる詐欺を何人見たことか。


僕が退会した時点でホントにマネタイズまでこぎ着けた人は、全体の10%以下です。

とにかく遅い。アクションが遅すぎる。


アクションが遅いということは、すなわち僕がサポートメンバーとして学べることも遅い、ということです。


なので、入って数か月すると「あれ?ここで学べるものってもうないんじゃね?」となっていました。


あとはまあ、成り行き。


結果として熱も落ちて、サロンオーナーと小喧嘩してやめました。

サロンメンバーの中には辞めた後も多少のサポートを受けている人もいましたが、僕はそんなことはありません。すべてのLINEグループ・FBグループから追放され、孤独となりました。


とはいっても、本来僕はこうした形を望んでいたのかもしれません。


考えない人間に人権があると思うか?


ありません。ブロガーだったらSEOや企画力を鍛えなきゃいけないし、ライターだったらコピーライティングを勉強しなきゃ作文です。


思考放棄で誰かに頼っても、それ相応以上の対価の要求と、それ相応以下の報酬が返ってくることを身をもって知りました。


オンラインサロンが絶対悪とは言いません。むしろきちんと使えば想像以上の対価が恵まれる事でしょう。


しかし、そうして十二分に使えている人はほんの1割もいないと思います。

もしあなたがオンラインサロンに入っているなら、「本当にオンラインサロンに入っているのか?」を熟考されることをお勧めします。


おわり!

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