シティ・ポップ

最近、
ネットやYouTubeで
シティ・ポップ
という言葉を
目にするように
なりました。

1970年代後半から
1980年代にかけて
日本でリリースされた、
ニューミュージック界で
都会的に洗練された
洋楽志向の
ポピュラー音楽
とのこと。

でも、
当時は
そんな言葉は
ありませんでした。

最近になって
誰かが言い始めて
誰かの共感を得て
◆再発見
された音楽だと
思います。

シティ・ポップについて
松任谷正隆さんは
こんなことを
書かれてました。

◆中間色かな。
 強すぎず、
 弱すぎずって
 感じの音楽。

台湾のイラストレーターの
Gao Yanという方は
こんなことを
書かれてました。

◆私にとって
 シティ・ポップとは、
 夜の高速道路を
 ゆっくりドライブする
 ようなかんじです。
 とても涼しくて、
 夏の匂いがして、
 目的地のない
 ドライブです。

確かに
そんな感じ
だと思いました。

そして
この
◆シティポップの
◆シティ

について
村尾泰郎さんという方が
こんなことを
書かれてました。

◆1970年代から
 1980年代にかけて、
 日本のポップスが
 洗練されていくなかで
 生まれた
 「シティ・ポップ」。
 その歌に描かれた
 「シティ」とは、
 音楽の中だけに存在する
 幻想都市。

おおっと!
そうきたか!
と思いました。

そしてまた、
ファッションモデルの小谷実宇
さんという方がこんなことを
書かれてました。

◆シティ・ポップって、
 憧れだ。
 私にとっては
 憧れの象徴。
 好きとはまた別だけど
 頭の中で空想するには
 十二分に満ち足りている世界。
 私は海にも行かないし、
 ドライブもしないけど、
 頭の中では、
 白い砂が光るビーチで
 走りたいし、
 テールライトに照らされて
 かっこいい車の迎えを待って、
 綺麗な夜景を見に
 ドライブにだって
 行きたい。

シティ•ポップ
と言われている
曲の中に出てくる“シティ”
は自分が
◆過去に実感できたシティ
かも知れないし、
◆実感できていないシティ
かも知れない。

自分の場合も
どちらかと言うと
◆実感できていないシティ
◆音楽の中だけでの幻想都市
の方が多い。

でも
それは
どちらでも
いいと
思います。

どちらにしても
そのサウンドに
織り込まれる
◆街の風景と
◆空気感
(村尾泰郎)
をその曲を聴いている間
感じることができれば
心穏やかになるんじゃないのかな、
と思います。

こういった曲が
流行っていた頃から30年近く経った今。

その頃の曲に通じる曲が
最近あるなあ、
と個人的には
思ってます。

#シティポップ
#風をあつめて
#ソバカスのある少女
#メモリーズ
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#真夜中のドア
#音楽のような風
#恋は思いのまま
#一寸の赤
#君とドライブ

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