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クンルンネイゴンを始めた

 最近(GW明け頃から)、クンルンネイゴンとマオシャン五行というワークを始めました。

 漢字で書くと、クンルンネイゴンは、「崑崙内功」となります。

 ただ、気功なのかどうかは、私は、気功をやっていないので、わかりません。

 行の最後に、収功といって、行でできたエネルギーを丹田に収める過程があるので、広い意味では気功の一種と言えるかもしれません。

 しかし、「気功ではない」と言われるブロガーもおり、正確なところはわかりません。

始めたきっかけ

 きっかけは、Twitterで、「脳下垂体を活性化する方法はなかなかない」とtweetしたところ、相互フォローしているロニさんから、「脳下垂体ならクンルンネイゴンが良い。イージョンと五行をやっていればよい」と助言を受けたことです(ロニさん、その節はありがとうございました)。

 クンルンネイゴンは知っていて、本も持っていましたが、本格的に取り組んではいませんでした。

 そして、本二冊を出してきて、読み、効果を知って、やってみることにしました。

なぜ脳下垂体の活性化なのか?

 脳下垂体の活性化を求めていたのは、チャネリング本の『ラムサ』で、こう書いてあったからです。

 “自分が限りない思考を受け取ることを、「自分の存在の主と神」から望むとき、その望みが満たされるという思考は、魂の中で感じられ、体の中で現実化し、脳下垂体を活性化する。すると、脳下垂体が開き始めるのだ。脳下垂体が開くにつれて、より偉大なホルモンの流れが松果体の中を通ることになる。そうすると、そのホルモンの流れが眠っているマインドを目覚めさせていくのだ。それは脳の別の部分を開き、もっと偉大で純粋な思考の振動数を全身で体験することを可能にしてくれるのである。”
(『ラムサ ホワイトブック 改訂版』p,342)

 こういう記述を見ると、「どうやってそれが可能か」を考えて、方法を探求することを、私はします。

 しっかりこの本を読んではいませんが、ワークらしきものはなく、「自分が限りない思考を受け取ることを、「自分の存在の主と神」から望むとき、その望みが満たされるという思考は、魂の中で感じられ、体の中で現実化し、脳下垂体を活性化する」と書かれているのみです。

 デーヴィッド・アイクが「根源意識に心を開けば、意識は拡大する」と述べていますが、アファメーションをやろうが、そう決断してみようが、何が変わった感じもない。

 あるいは、私が根本的に何かを理解し損なっている可能性もあります。

 本質は、ワークではないのかもしれません。

 ともあれ、話を戻すと、『ラムサ』で、脳下垂体の活性化することの効果を知って、その方法を調べたものの、ネット上には、松果体活性化方法は数多あれど、脳下垂体のそれは見つからず、Twitterでtweetしたという次第です。

 それで、クンルンネイゴンのマオシャン五行を勧められ、本を取り出してきた、というわけです。

クンルンネイゴンの由来

 クンルンネイゴンについては、こちらで由来が書かれているので、お読みください。

 わかっているだけで、3世紀頃発祥、あるいはそのもっと前からと言われています。

 “これだけ長い年月生き残ってきた手法と
長くて40年程度のニューエイジメソッドの違いは
漢方薬と新薬のような違いがあります。”

 この点はとても重要です。

 “私の個人的な印象では古い手法程
余計な文化的不純物が少なく
シンプルなプラクティスです。
 そしてシンプルなプラクティス程
実践する人を選ばない。
 でもシンプル過ぎて
人の方が選ばないという現実があります。”

 「複雑な方が効果がある」というのは錯覚です。

 「複雑で効果のある行」もあるでしょうが、忙しい現代人には不向きです。

 今の継承者であるマックス・クリスチャンセンは、自分の学んできたことを体系化して、誰もが学べるシステムとして提供できる形「クンルン システム」にまとめあげました。

クンルン・メソッド

 クンルン・メソッドは、本来の自分に戻るための、浄化のワークです。

 なかなか、言葉では伝えにくい。

 座った状態で、手であるポーズをとって、鼻から吸って、鼻から吐く呼吸をひたすら、続けます。

 この時、微笑を浮かべ、そのスマイルを維持することが大事です。

“笑顔は、頭蓋骨の頭頂部にあるエネルギーを開き、内臓を持ち上げ、内臓に停滞している重たいエネルギー(思考)から解放してくれます。”
(『クンルン システム』p,12)

 この行をおやりにならない方でも、ちょっと休養する傍ら、微笑を浮かべて、ゆっくり呼吸してみてください。

 また、教本では、クンルン・メソッドをやっていない時でも、なるべく微笑を浮かべ、ゆっくりした呼吸をした生き方をするようにと説かれています。

 クンルン・メソッドを行うと、両足が揺れたり、体が動いたり、笑いだしたり、体が熱を帯びてきたりということが起きます。

 これらは全部、浄化の働きです。

 私の場合は、ポーズを取って、行を開始すると、両足が揺れ出し、だんだん激しくなります。

 20分ぐらいすると、腰の辺りが動いたり、全身がかゆくなったり、あるいは体の外側に熱を感じたりします。

 笑いだすところまではまだ、行っておりませんが、とても軽やかな気分にはなります。

 望ましい時間帯に、約一時間行います。

 平日5日間やり、週末は、体をエネルギーに適応させるためにお休みします。

 教本ではっきりと、休養を取るように言われています。

マオシャン五行

 マオシャン五行は、「人間の身体を強化し、5つの主要な内臓と各内臓に対応する感情的要素のバランスをとる」ためのワークです。

 直立した状態で、手を決められた位置に置いて、一定時間――最初は7分――、呼吸しながら、その姿勢を保ちます。

 イージョンという基本姿勢の後、「木」「火」「土」「金」「水」のポーズを取ります。

 初めてやった時は、全身の疲労で、一日半、ほとんど動けませんでした。

 一日おきに行います。

 最近は、第一日目に比べれば、疲労度合いは減ってきましたが、まだまだ、慣れてはいないようです。

 見た目は、激しい動きではありません。

 しかし、全部で42分間、直立姿勢を維持するのと(しかし、顔には微笑を浮かべ、ゆっくり呼吸する)、決められた位置に腕を置き続けるので、やっている人にとっては、かなりハードです。

 テキストを読み込んで、ポーズを丁寧に確認しながら行えば、誰でもできるし、おそらくセミナーに行く必要はないと思われます。

 日本語の著書『クンルンネイゴン』は古書で高値がついているし、『クンルン システム』の日本語版は、なぜかamazon.comでしか、入手できないので、届くのに時間がかかります。

 その点が、簡単に「やってみてください」と言いにくいところです。

 こちらで、マックス・クリスチャンセンのインタビューが読めます。

覚醒への興味

 スピリチュアルな意味での覚醒には、ずっと興味を持ってきました。

 こちらの記事でも触れています。

 万人向きの方法というのはおそらくなく、その人に合ったものがあるに過ぎません。

 私が触れてきた、いくつかの覚醒の方法について、述べてみます。

『奇跡のコース』

 ヘレン・シュックマンという精神科医が、イエスを名乗る存在からのチャネリングで記した『奇跡のコース』(“A Course In Miracles(ACIM)”)という長大な本があります。

 日本語では『コース』とか『奇跡のコース』と呼ばれます。

 キリスト教的世界観で生きている人を対象にしているので、使われている用語の多くは、キリスト教的です。

 ただ、その意味するところが、従来の、キリスト教とは違います。

 信仰は不要で、自分で、自分の考え方を慎重に吟味していく姿勢が欠かせません。

 この本を読み込み、「コース」の考え方に沿って、物事を見ていくことで、覚醒にいたれるようですが、私には時間がかかり過ぎる上に、自分が進んでいる手応えを得られませんでした。

 日本語の翻訳は良いし、学びもありましたが、私には合わなかった。

 キリスト教や聖書について抱いていた疑問の多くが氷解しました。

 これをじっくり学ぶことで、キリスト教的世界観の歪みや洗脳はある程度、除去できると思われます。

 知的な探求心と忍耐強さがあり、どんなに時間がかかっても、「コース」の実践をやり続ける意志を持てる人なら、向いているかもしれません。

 しかし、万人向きではないでしょう。

 テキスト・ワークブック・マニュアルという三巻の本から構成されていますが、そのどれもが分厚い。

 厚みのある本を読み慣れていない人は、その外観に挫折するでしょう。

 個人的には、中央アート出版社から出ている訳をお勧めします。

 翻訳者は、「コース」の教師であった、ワプニックに直接学んだ方たちだからです。

 さらに、前述の三巻本を手に取る前に、アメリカ人のゲイリー・レナード『神の使者』(原題『宇宙の消滅』)を読まれることをお勧めします。

 『神の使者』で、『コース』の概要が述べられているので、さらに興味を持たれた場合は、三巻本を、本屋か図書館でご覧になってみてください。

 ちなみに、911が陰謀だと最初に知ったのは、『神の使者』での、ある人物の発言からでした。

 なお、中央アート出版社版を出した訳者による学習支援サイトもあります。

ノウイングの叡智

 アカシックリーダーのゲリー・ボーネルの『叡智の道』という本で、心理学と瞑想・呼吸法その他のワークを結び付けた技法が書かれています。

 心理学、つまり、自分の内面への向き合いと、呼吸法・瞑想が重要という点は同意するのですが、これも、本来、一人で取り組むには、なかなか厳しいものがありました。

 本自体、彼が創設したノウイングスクールでのテキストでした。

 指導する教師と、共に学ぶ仲間がいないと、早々に挫折します。

 一人でも取り組めないことはないと思いますが、私には厳しかった。

 今は、本の行はやらず、覚醒や物事の理解を深めるために、読むだけです。

白川神道の行

 皇室祭祀を担っていた白川神道の祓いと鎮魂を、約9カ月やっており、これも、おそらく覚醒のための技法という面があると思います。

 が、9カ月やっても、はっきりとした体感を得ることはなく、そんな時に、クンルンネイゴンを再発見したので、白川の行はやめました。

他の行

 他にも、クンダリーニやアートマ・クリア・ヨガという手法がありますが、私はよく知りません。

 グルジェフが、ハードワークを弟子たちに課して、自分の内奥に眠る力を引き出させるというのも、おそらく一種の覚醒行だと思います。

 これは、体が相当に頑健でないと、厳しいと思われます。

 デーヴィッド・アイクの覚醒は、クンダリーニ覚醒によるものです。

 彼の場合は、神秘行をしていたのではなく、何かに導かれるように、ペルーに行ったら、覚醒が起きてしまったというパターンです。

 それはおそらく、彼に、大きな使命があったためと思われます。

世界の真の姿が見たいなら?

 「自分は誰か」という切実な問いがあり、この世界が夢だとはっきり気づきたい。

 そういう問いと意志を持っているのでない限り、スピリチュアル的な覚醒を、敢えてする必要はないと思います。

 している人が偉いわけでもありません。

 イメージとしては、映画『マトリックス』の終盤、主人公ネオが一度死に、トリニティの愛で目覚めて、マトリックスのからくりが見えるようになった姿が、覚醒の状態と言えるでしょう。

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 ゲリー・ボーネルによれば、「覚醒すると、世界の真の姿がありのままに見える」と言います。

 もしかしたら、もう少し、情報を識別する能力が向上するかもしれませんし、自分が価値を置いていたものの正体がわかって、自分が本当に何に価値を置いて生きるかを、根本的に再考するきっかけになるかもしれません。

 覚醒についての記事で述べたように、覚醒したいという意志に、今も変わりはありません。

 明晰に、はっきりと、物事の真の姿が見たい、ずっとそう願っています。

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