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短い時間に集中しよう

子どもたちのレッスン時に
皆んなを集めて意識を高める重要性を
お伝えしております

レッスンの序盤は、主にカラダを
呼び起こすような全身を使った動きを
取り入れております

徐々に、可動域を増やしていき
テニスラケットを持った時の
パフォーマンスアップへと繋げていきます

一般の方向けならば
散歩→早歩き→ジョギング→スキップ
このようにペースや運動強度を上げて
進められると良いかと思います

タイトルの言葉がけのタイミングは
レッスンメニューに慣れてきた頃に
その練習の意味を確認するべく集めます

グループレッスンなので
決められた球数での交代と
集中できる球数をも考えた上で
どのようなパフォーマンスが出るかを
私は(コーチ側)観察しております

最初は出来ていたステップを
サボり始める子が現れます
すると、打点と打球ポジションが
合わなくなり始めて雑にスイングします

結果的にはバランスが崩れた
コントロールを失った打球となります

指導者が気がつくのを遅れた場合
最終的に怪我へ繋がります
(打点が遅れてのテニス肘や手首の故障)

先日は、スペイン🇪🇸のナダル選手の
お話を伝えることにしました

クレーコートで行われる
全仏オープン14回の優勝を誇る
クレーキング

スペインの選手は、クレーコート育ちで
ストロークの練習の際には
しっかり動いて、打球ポジションへの
フットワークとボディーバランスを
鍛える長時間のドリルがあります

"スペインドリル"といいます
持久力を養いながら
スライドフットワークなどの
コート上で必要なかなりタフな
練習となります

スライドしながら返球するシーン


ナダル選手は、厳しい練習において
強靭なメンタルとフットワーク
を身につけて
若干19歳にてグランドスラムで
優勝するようになりました
(ビック4の1人です)

左利きから放たれる回り込みフォア


ナダル選手の練習では
コートに5百円玉ほどのコインを置いて
ボールが当たるまで行うと聞いております

ターゲットが小さいのも驚きますが
何よりも当たるまで延々と続く
動いてスイングしての繰り返しです
皆さんは想像つきますか?

並大抵の精神力でないタフさが
彼の強さでもあり、常人では考えられない
プロ選手ならではの凄いところです

「だから プロ選手なんですよ」

WBでのフェデラーとの試合 
スコアボードにご注目


短い時間(限られた時間)で練習する
子どもたちへエールを送ります

[君たちは、わずか3球で交代する練習で
ターゲットも複数用意してあります
自由に狙える選択肢もあります

さて、適当に3球を打つのか
全てのボールを集中して打つのかは
どちらが自分の成長と自信に
つながりますか?]

この日の練習は、後半になると
素晴らしいラリーの応酬になり
子どもたちの集中力の高さと
創造性のあるプレーに驚かされました

限られた時間に
どれだけの高いやる気と集中力を高める

声がけのタイミングを大切にしております

最後まで読んで頂き
ありがとうございました🙏

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