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『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』(テレビドラマ/台湾) 感想その2

正確にいうと『永遠の1位』はほとんど見られなかったが、『2位の反撃』を全部見終わった。

よかったなぁ。予想よりずっとよかった。
最初の感想(2話まで)の時にはガオ・シーダー役のリン・ズーホンのことしか書かなかったけど、最後まで見るうちに、ジョウ・シューイー役のYuの純情と色気と優しさが入り混じった演技にも惹かれた。つんとすました感じだけれど、シーダーへの気持ちはいつも真っ直ぐで素直。ひねくれ過ぎず、二人だけのときは甘えることもできる可愛さ。
誤解とわだかまりが解けて二人が恋人同士に戻ってからも、ねっとりと甘いシーンが思ったより少なかった点も私好みだった。仲はよく、二人の距離はすごく近いのに、ねっとりし過ぎない感じがしたのは、二人の清潔感のせいだったのかもしれない。もう一つ言えば、二人がもう学生ではなく働く大人の男であったことも、可愛く甘くなり過ぎず私の好みにあっていたと思う。
ソファでうたた寝してしまうシーダーに膝枕をしてシューイーが優しく見守るシーンや二人での食事のシーンなど、優しく和やかな気持ちになるようなシーンも多くてよかった。
シューイーパパはよく二人に怒鳴ってたけど、息子が心配で大切なのがよくわかったし、愛嬌があってどこか可愛いくて憎めない人だった(でも、シューイーパパのせいで二人は何年も音信不通でだいぶ拗れちゃったのだから、その点はちょっとだけ要反省です)。
親子の会話はすごくこなれた日本語で、聞いていて嬉しかったり、不思議な感じがしたり。

そして、久しぶりに見たレイ・チャンはやはり素敵だったなぁ。もっと他の作品でも見たいけど、あの”技術長”とのスピンオフもいいかも。

『2位』がこんなに気にいったからには、やはり『1位』もいずれ見ないわけにはいかないな。というか、『2位』をもう一回見直したい!録画消さなきゃよかった〜!!