音楽フェスでほっこりした話

初投稿です。
昨日のほっこりした出来事を記してみようと思いますので、どうぞしばしお付き合いください。

昨日、Greenroomfestival2021
に行って参りました。

大好きな音楽を聴きながら
友人と座って休憩していると
小さな男の子がこちらをチラリ、チラリと。

パパさんにバレないように
初めは視線で会話をしていましたが、
耐えきれず。
隣に座って話し始めました。

3歳のカイトくん。

“最近は豆を食べられるようになって
幼稚園の準備もできるようになって
お友達もたくさんできて
今朝はうんちがパンツに付いちゃって
ママのばあばは犬におしっこかけられて
バイキンマン型クッキーは泥棒に食べられちゃって…”

永遠に喋り続けるではありませんか。

その姿があまりにも可愛くて可愛くて
本日のメインであるはずの音楽はBGM。
夢中になって話を聞きました。

カイトくんの話はどんどん加速し。

「幼稚園の先生はみんな可愛くて
 サヤ先生とサトミ先生はどっちも好きだから
 1番は決められないの」

なんと。
正直で、いいじゃない?

「幼稚園のお友達でね
 アヤちゃんとアカリちゃんとサキちゃんが
 いてね、みんな可愛いの」

なるほど。
友達多くて、いいじゃない?

「ところでお姉さん、ジャガビーあーん♡」

ちょっと待って。
3歳で、やるじゃない!

パパさんは
すみません、すみません、と
照れながら苦笑い。


公演が終わった頃にママさんが登場し、
この子が魅力的な理由が分かりました。

“こちらも楽しませていただいて
ありがとうございます”
なんて、
ママさんに挨拶がてら話していると

一度席を外したパパさんが
両手にホットコーヒーを持って帰ってきました。

“聴きにきたはずなのに申し訳ないです”
とママさんが言い、パパさんも頷いて
コーヒーをご馳走してくださいました。

3歳の子供と一緒に
バイキンマンクッキーを作るママさんと、
お豆の料理を作って食べさせてあげるパパさん。

私たちへのお気遣いまで、
素敵の連続です。

日も沈み、
肌寒くなっていたところでしたが
芯の芯からぽっかぽかに温まりました。

カイトくんは
“また明日ね!”
と帰って行きましたが
またいつか、会えるかな。
どうかこのまま
すくすく育ちますように。

ママさんパパさん、
素敵な時間をありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?