今回ご紹介するのは、就職カレッジ®の中退者専門コースである「中退就職カレッジ」で営業を担当する竹島明花（たけしまはるか）。
若手ならではの新鮮な視点で、求職者や企業の良さや強みを見つけるのが得意です。
後編では、就職後の活躍定着にフォーカスして支援を行うジェイックに入社してから、就職アドバイザー・営業として就職支援に取り組む想いに迫ります！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

幼い頃から夢だった教員を目指すか、それとも就職すべきか葛藤し、一時的に人材業界へ嫌悪感を抱いてしまうに至ったエピソードは前編をご覧ください！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人事と食事しながら話すイベントに参加

疑問や不安を抱きながら引き続き就活を進めていた時、ひょんなことから「企業の人事と食事をしながらカジュアルに就活の話ができるサービス」で、ジェイックと出会います。

楽しい食事会の後、お話しした人事から「いきなり面接をするのではなく、まずはざっくりと面談をしませんか？」と連絡をいただき、話す機会がありました。
とても聞き上手な人事、かつ食事会で打ち解けていたこともあり、「人材業界や不動産業界を中心に就活をしているが、エージェントに勧められるがままに選考を進めていたので、本当にこの業界で就活を進めていいものか悩んでいる。」と率直に打ち明けました。

人材業界ではやりたいことができない？

加えて「私が本当にやりたいことは人材業界における就職支援ではなく、就職をサポートした方が入社先で安心して働けて、活躍できて、その結果『人生が楽しい』と豊かな気持ちになっていただくことなんです」と、話しました。
実は人材業界で入社後の定着サポートに特化しているサービスはほとんど無く、大抵は自分が経験したように「とにかく入社してもらうこと」が求められるため、悩んでいたのです。

自分のやりたいことが叶えられる会社

すると人事の方が、「あなたのやりたいことは、ジェイックでできますよ」と、事業内容を説明してくれました。聞けば聞くほど、「人材業界の仕事では人を楽しい気持ちにさせられないかもしれない」と悩んでいた私にとって、希望に聞こえました。

ちなみに魅力に感じた点は2つあります。1つ目は、「就職がゴールではない」と定義づけて就職支援事業を行っていることです。求職者の方が就職した後も、定着し活躍できるようにサポートを続けるのは、私のやりたいことである「就職先で長く働いて、充実してもらいたい」という部分と共鳴しました。
そして2つ目に、「サポート対象者」をフリーター・第二新卒・中退者に絞っていることです。新卒学生や既にキャリアがある方の転職をサポートするのではなく、スタート地点での不安が多い方の支援はとても価値があると感じました。

人の成長を目の当たりにして

そうしてジェイックへの内定が決まった後は、卒業を待ちながら、児童館ボランティアを続けていました。
ある日、毎回一緒に遊んでいたとある高校生の女の子に「もうすぐ大学を卒業して就職するんだ」と話すと、ポツリと「頑張ってね」と言われました。

人の人生を豊かにしたい

彼女は複雑な家庭環境で育ち、児童館で私と顔を合わせる度に「聞いて聞いて！」と自分の話をとにかく聞いてほしがりました。毎回マシンガントークで話し続けるので、私の話を挟む隙はほとんど無く、いつも聞き役に徹していました。
そうして数年話を聞き続け、ついに卒業の時期が近付いていたその日、それまで会話のキャッチボールをしてこなかった彼女が、初めて人を想った「頑張ってね」という言葉を発したので驚きました。

数年かけて彼女の心を動かす関わりができていたこと、そして人に労りの言葉をかけられるほど彼女が成長したことがわかった瞬間でした。この彼女の一言を受けて、「やはり人の人生を豊かにする仕事がしたい」と、ジェイックに懸ける覚悟が固まっていきました。

就職アドバイザー・営業として始動

入社後すぐは、就職アドバイザーとして活動していました。「求職者の方の気持ちに寄り添える、強い就職アドバイザーになるぞ」という気持ちで、日々奮闘していました。
そして、入社当時から営業職も経験してみたい思いもあったので、上司に相談して営業に職種転換をしました。それからはずっと営業として勤めています。

「今まで当社に来た人の中で、一番素晴らしいです」

求職者の方との印象に残っているエピソードがあります。ジェイックで提供する就職支援サービス「就職カレッジ®」では5日間の研修を受けていただいた後、集団面接会に参加できます。とある方に、研修参加前はとにかく自信が持てず内気な女性がいました。ところが研修参加後、とてもハキハキと話せるようになっていたのです。

彼女はその後無事に内定を獲得し、施工管理としての入社が決まりました。就職後しばらく経ってから、企業の採用担当者に「彼女のご様子はいかがですか？」と伺うと、こんな回答がありました。

「私が評価してもらえるのは、ジェイックのおかげです」

私は研修参加前の自信無さげな彼女を見ていたので、採用担当者を通して本人に「なぜそんなに評価されていると思いますか？」と聞いてみました。すると、こんな回答をいただきました。

就職カレッジ®の研修では、「主体的にコミュニケーションを取る」「挨拶は元気にする」「分からないことは素直に聞く」など、基本的な内容をお伝えする場面もあります。
彼女はこの研修を素直に受け止めて、「こういう基本的なことが大切なんだ」と実践したことで、今こうして会社から評価してもらえているのだと話してくれました。

就職する前だけでなく、就職後も就職カレッジ®の研修が活きていることを知れて、とても嬉しかったのを覚えています。

忘れられない、営業としての初成約

営業としては「求職者の方が素敵な企業に就職できるチャンスも奪わないように採用支援をする」という想いで携わっています。
私が営業として初成約を得た時の話です。通勤の利便性が優れない場所に事業所を構えるとある企業は、勤務地を理由に求職者の方から人気が出にくく、なかなか採用がうまくいっていませんでした。
私自身も誠心誠意サポートしていましたが、なかなか結果に繋がらないことから「この企業の採用は厳しいかもしれない」と諦めかけていました。

「企業だけでなく、求職者の方のチャンスまで奪うことになるよ」

そんな折、当時の上司から「自分にできること、全部やった？」と聞かれてハッとしました。
「竹島さんが企業にしっかり情報提供をしなければ、求職者の方が素敵な企業に就職するチャンスを奪うことになるよ」と諭された時に、「確かにやれるだけのことはできていない」と思いました。

それ以降、企業には「面接でこういうことを伝えると、求職者の方の心に刺さります！」「志望度が上がるはずです！」と様々な情報提供をして、企業の採用サポートを行いました。

企業へ伝えたメッセージ

結果、なかなか採用が難しかった企業で初めて採用が決まりました。私にとっては初成約だったこともあり、入社が決まっただけでも嬉しかったのですが、さらに嬉しい出来事がありました。

前述の企業が採用に苦戦していた頃「現代の若者は、ありのままの自分を受け入れてほしい想いが強い傾向にあります。そのため、個別面談ではたくさん承認の言葉を伝えて差し上げてください」と情報提供していました。

私の言葉が採用後も活かされている

その言葉を覚えてくださっていた企業の採用担当者は、採用成功後に「これからの人材を育成していく上で、承認してあげることがとても大事だと、竹島さんの言葉で気付きました」と、入社後の研修に全社で活かしていると教えてくださったのです。

当時の私は採用のためにお伝えした言葉でしたが、採用だけではなくその後の社内教育にも影響を及ぼしていたのだと知り、嬉しかったです。

求職者の方へ

誰にでも「強み」はあります。私がこれまでお会いした求職者の方の多くが「自分には強みがない」、「他の人はできるのに自分にはできない」とおっしゃっていました。でも、他の人ができていることは、その人の強みなだけで、あなたには認識できていないあなただけの強みが必ずあるのです。

だから私は、無意識のうちに発揮しているあなたの強みを一緒に見つけたいですし、原石のあなたを必要としている企業とご縁をお繋ぎしたいです。
そして無事にご縁が繋がった後に「人生が楽しい」と思っていただけるように、企業の教育体制のサポートにも携わって伴走していきますので、楽しみにしていてください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前編はこちら！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
HPはこちら！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー