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エフェクター diy Distortus Maximus LM386 2N5088 2n5089 2sc1815bl など使ってみました。

Distortus Maximus DIY LM386 2N5088BL 2sc1815bl など使ってみました。

Distortus Maximusというぐらいなので相当歪むんだろうなーと思っていたのですが、これは結構ストレートできっちり歪み、EQがよく効くのでロックっぽい歪みも、ハードな中音を落としたごりごりの歪みもいける、どちらかというとシンプルな回路のディストーションといった感じでした。

作ってみると基板部分はそれほど大変ではなく、油断して抵抗を間違った場所に付けたミスをしたぐらいで、他は抵抗の値が独特だったりする程度でした。

注意する部分はつまみです。5つあるので小さいケースだと入らなかったり配線が大変になります。上手な方だと綺麗にできると思いますが、初心者の自分としては結構てこずりました。つまみ同士の結線が意外とかさばってケースに入れるのを想定していないと後々大変なことになります。

またつまみが裏から1,2,3番目となるのかそれとも3,2,1となるのか、繋ぎ順なども注意する部分ではないでしょうか。作ってみてつまみの反応が逆の場合、配線も逆になっているという場合があるので、作ってから直すということも多いです。

音ですが、ゲインのタイプや、結構EQが効くため、良い音にするにはコツがいりそうです。まずゲインですが0だとボリュームを上げてもそれほど音が大きくならなかったりして、ギターアンプのような仕組みとなっています。ボリュームとゲインが連動している感じでしょうか。

EQは派手なくらいに効き、うまーく調整するといろんな音が出せそうです。あまり歪みの揺れは無く、ストレートなディストーションの音で、少し歪んだアンプにゲインを足すというのが上手な使い方なのではないでしょうか。

個人的にはソロというよりバッキングに使いたい音です。ゴリゴリのドンシャリというのでしょうか、メタルやハードロックのようなジャンル、またストレートなロックにも合いそうです。

LM386は後々ヘッドホンアンプなどにも使うのですが、小さなスピーカーを鳴らしてしまうほど大きな音の出るものらしいです。トランジスタは2N5088 2n5089 2sc1815 2sc1815blと試したのですが、自分が作った物だと2N5088はちょっと歪が足りなくて、2n5089の方が気持ちよく歪んでくれました。2sc1815もちょっと足りず2sc1815blにしてみたところしっかり歪みますが、ちょっとノイズが気になります。結局2sc1815blにしてあります。


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