字ばっかりですまない、後でまたまとめます
今回はエディアカラという謎の時代と前後の生合成を取る為の記事
なので多くが思考するものでしか無かったので、
大変時間がかかった
若干爪の甘さが残る
ゆっくり詰めていきたいのもある
しかし大筋は自分的には理解できたので投稿してしまいました。
7億年前の経緯
11億年前〜7億年前まで続いたロディニア大陸は分裂を起こさず、長い時間その形を保っていた。
8億年前まで度々続いていた大量の隕石落下、
それはその後の生命の鍵となるリンをもたらす。
そして、7億年前のスターチアン、
その後のマリアノン氷河期に訪れた全球凍結を
耐え忍んだ細胞組織達
やがて大陸が上昇プルームによって分離を始める時代、全球凍結は終わりを迎える。
大規模な熱放出と共に各地で噴火と地震が多発し
ロディニアはゴンドワナと呼ばれる大大陸と小大陸
シベリア、ローレンシア、バルティカに分かれた。
凍結終了時に増えた海水により、浅い海が多く形成された。
ストロマトライトと呼ばれるシアノバクテリアのコロニーと石灰質の白い砂が浅瀬を覆い尽くす。
温暖となり増え続ける酸素、火山活動によるガスの発生、度重なる隕石の恩恵もあり多くの元素が補充され、新たなタンパク質が次々に産まれていった。
光の下での新しい反応の流れ
氷は溶け徐々に青、緑、赤の光が届くようになる
灰色種の分裂は、葉緑体所有細胞と非所有細胞に分岐を始める
所有細胞→一次植物群
非所有細胞→動物種(従属栄養生物として進化する過程では、一時的にバクテリアで糖を補う種も随時存在していく)
分化した非所有種は多様な形態を作り上げる
カイメン
無胚葉種のカイメンかニ胚葉種のクラゲか
生物学的特徴で行けば、カイメンが先であり、
ゲノム的に言えばクラゲが先とも言われる
確かにそう考えるとクラゲなのだろうが、
正直スプライジングにより獲得した機能を消失させる経緯からこれもあまりまともには傾倒出来ない。
海面類は多くの抗体物質を保有している。
本来この抗体物質と言うのはその後の性別種にとりわけ広く分散するが、細胞の単純性からその存在比は高く、より根幹的な抗体分子を形成するのがこの種である。
自然免疫
臓器などの発達から得られる免疫機構とは異なり、細胞レベルで働く免疫システムがある。
ミトコンドリアは酸素代謝、アポトーシスなどと関係する他に近年では細胞レベルでの免疫機能を作り上げる事が理解されている。
ウイルスとは
これだけの多様性の始まりに存在した細胞間での遺伝子のやりとり、それを媒介する
ウイルスという接触遺伝子が無ければ
今というものはそもそも存在しなかった
それらに対する如実な自然免疫の発生は、生命におけるウイルスの利点と欠点によるもので、
これは完全に種間内で交わされた契約の様にも思える。
ミトコンドリア、免疫という契約書
これまでも長く存在して来た生命が保有するDNAにはいくつものウイルスに感染し、その遺伝子情報を取り込んできた経緯が見られる。
ウイルスの接触に対し働く免疫はミトコンドリアの自然応答によるが、これはウイルスのDNAを破壊するものではなく、
あくまでもそのDNAご取り込んだ際、複製される変異タンパク質が、細胞を阻害しない為のものだ。
ワクチンはあくまでそのウイルスの予習的なものであるが、個々人の遺伝情報はミクロレベルで見ると大きく違いがある。
その為、同様の条件下でも反応は様々であり。
強烈な表現をあえてするならば
生物の進化段階には突如として隔たる傾向がある、勿論、口を持ったり前後を持ったり対称性を持ったりといった種もあるが
やはり気になるのはこの段階で多くの免疫分子がその存在比を増やしている事だ。
生命はその種ごとに生態系を担う特徴がある。
またその生物種の構造も人体やその後の植物などの基本の構造となる部位が存在する。
例えば人体の海綿体も構造上同じである事からこの名前が用いられるが、ある意味これは
人体は少なくとも広い生態系の模倣とも言えるといえるのかもしれない。
海綿とクラゲの進化段階で現れた事象
❶進化段階において海面類は灰色種の分化反応を引き継いでおり、それが幹細胞として働き、軟組織系、シリカ系、カルシウム系と発達を遂げる
❷クラゲ種への進化は軟体組織の独立体(ポリプ)の単離から始まり、その経緯まで無性生殖で行われ、無期限に近い生体反応を持つ。
❸ポリプは後にクラゲの幼体となり、次の進化段階がクラゲであり、有性生殖細胞の同時所有が始まり、二杯葉、睡眠概念の発生体ヒドラを形成し、全能性の概念の次元は上がり、その全能性の持つ概念の最大値は体細胞と生殖細胞の同時保有となる。
❸クラゲ以降段階に色素も青のみのクリプトクロムからオプシンを持つ段階に発展。
❹海綿の構造もミトコンドリアも全てケイ素をベースにその生態を維持していたが、炭酸カルシウムとの反応の中で多くの石灰質を持つ生命種に進化をしていく。
❺珪素固定型が生命種として発展しなかった理由は単純に合成される分子量のまとまりであるが
決定的な違いは、神経細胞の成長にケイ素が使用され、増殖信号の停止化と炭酸カルシウムが関与する事が挙げられる。
❻分子量のまとまりと表現したが、これはケイ素が脂肪酸の形成に選択的に取り入れられていることが挙げられる、不飽和脂肪酸発生にケイ素関与があり、単純脂肪酸には特にカルシウムイオンが働く。❼多細胞化と同時進行する過程で他の種類の細胞の決着剤としてカドヘリンが存在し、これがそもそもカルシウムへの強い依存性を示す。
❶〜❼を纏めるとどういう事になるか
エディアカラとは何だったのか
そんなこんなで全球凍結を終えた種は、珪素固定を果たしていた生物種として
5億5,000万年前、先カンブリアと呼ばれる時代の終わりエディアカラ動植物群を生み出す。
エディアカラ生物群は、現存するどの種とも似ても似つかぬ、生物群として50種類が確認されているが、何のことはない、俗に言うケイ素生物群だった可能性を考えると、その後の石灰化した生物群に取り込まれ絶滅したという解釈になるのもわかる気がする、
要は私達の遺伝情報の深淵にエディアカラの情報は残っており、その情報が追いやられた場が、松果体や、意識を作り上げる何らかの機能と関連を持つものだと推測される。
SIZE〜BRIDGE