罪を積み、罪を積み、罪を積み、

己を投げつけるだけでは、罪からは逃れるすべはなく

他の罪を只流す事で己の罪すら取るに足らぬ小さき事になっていく

あらゆる罪をも無視し、何も気に留めず、、、

ただただ罪を積む、
己の己たる特性によりその罪は積み重ねられ、

またその事すら罪として捉え、
またその重さに苦しんでいく

自己の罪とはなかなか逃れづらく、

しかしながら他の罪を無視することで
それは軽くなっていく

まさに自は、他であった、
自が他であったが故に軽くなることに気づいていく。


是迄も何度も何度も他を切りつけ、
またそれにより自己は傷つけられてきた

しかしそれすらも気に病む事もなく。

切ったら切られるくらいが丁度良く

切られた傷を治す必要すらなく
治せば或いは正せば忘れるが故に、

出来れば直らずにおいたほうが良く

そのほうが長い道のりにおいて直せる部分は広がっていく

そのような痛みを追うからして我々はここにいて

治したいものや事、

たしかに沢山あり過ぎるが、

治せないという痛みを抱え、

それでもなお、先に進む事が、後に

価値高いものになる

神経だらけで、むき出しで生き、
本能と共に世界を感じ、只あり、只生き、ただただ巡り、ただ死んで、


我々は神ではないが、

我々流の神への上がり方を探すのがやはり最善かと想い

人らしからぬ涅槃などやはり戯言でしかなく、

真似事らはやはり、真似事で

説き伏せたとしても、
結局は己にまた説き伏せられ、
そしてまた何度も何度も巡っていく。

生身として、宿ってるものすべて含めて、己とし

只あるものすべてで生きていけ

聡明だけでは味気なく

理知的だけでは馴染めなく

美しいだけではやるせなく

そうやって人は少しずつ少しずつ思い出していく

真にあるべきとこ…と

いずれはかえすべきとこ…と

長い道のりを経て、
人は人なりの神上がりを果たして行く。


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