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梅ソーダ

南高梅の甘露煮の煮汁を炭酸で割って、さっぱり。


本質を一瞬で伝える技術

タイトルに対して表紙がちょっと、どうなのよ ↓

と思ったら、もともとの単行本は違いました ↓

こちらの方が良いと思うのですけど。なぜ変えたんでしょうね。
この書籍は2014年7月発行。この年の春にアボカドが爆発的ブームを巻き起こしたそうです。流行りに乗ったのですね。

著者はデザイナーでデザイン事務所を経営されています。主に2Dの仕事、ロゴ、WEB、印刷物など。
ロゴマークが得意分野のようです。ロゴはシンプルで遠くから見てもわかることはもとより、様々な意味合いや印象も盛り込まれる難しいお仕事だと思います。
仕事に対する姿勢、クライアントとの関係性、など、仕事全般に通じることも多く、わかりやすかったです。


プレゼン思考

日産セレナ「モノより思い出。」(1999年)のコピーを書いたのが著者。
本書を気持ちよくプレゼンしてくれる。聴きやすく、わかりやすい。この人は頭の中の引き出しがきれいに分類、収納されているのだわ、とひしひし感じる本。理路整然。

小西さんはコピーライター(自称)だけど、今は大きい建物から、サービスまで、何でも作ったり、ディレクションしたり、まさに創造者(クリエイター)。

人の心がどう動くのか、を共感から探っていく。その方法が図とともに説明されています。
「みんなに届け」ではなく、「あなたに届け」という発信。

めちゃくちゃ面白くて勉強になる。
何十回も聞く予定。
(2021年出版。)








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