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【当たり前ができない現代人】食生活改善のキホン

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当たり前ができてないから不調になる。そんな食事のキホンをお伝えする。
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過剰な食欲を遮断する秘訣とは?

「食べても食べても食欲が満たされない」 「お腹が空いていないのに、甘いものや脂っこいものが食べたくなる」 こんな状態になっている人、比較的多いのでは? 食欲のままに食べ過ぎが続くと、体重増加や肥満につながることはご存じだとは思いますが、お腹がいっぱいなのに食べたい気持ちが抑えられないという方は、ホルモン異常を起こしているかもしれないということをご存じですか? その事実に気づかず放置していると、そのうちに、2型糖尿病や脂質異常症、高血圧、メタボリックシンドローム、さらに

夜型人間なんていない-病人であることを自覚しないと先の人生が大変!

「僕は夜型だから」と得意げに話す人がいますね。 でも、昼型のハムスターがいないように 夜型人間なんていません。 数百万年以上続くヒトの生活リズムが こうもカンタンにねじ曲げられるわけがない。 でも、夜型人間を自称する人が 夜になると元気になるのは確か。 その人たちに疑われるのが「副腎疲労症候群」です。 本人は自覚がないことがなによりも危険なことで それがずっと続くことでより悪化していくことになる。 【副腎疲労症候群の特徴】 ◆朝起きられない ◆14〜16時はとく

「なぜか太る人」は冷蔵庫を見ればわかる!僕が心配する「意外な飲み物」 

太っている人のキッチンにありがちなもの、またないことが多い料理道具2つとは? ◆痩せにくい人の家にはないことが多い2つの料理道具 体型が気になりはじめたら、まずはキッチンのどこにあるか確認してほしいものが2つある。それが、計量スプーンと計量カップ。 やせにくい方には計量スプーンや計量カップを持っていない人が多いということ。持っていてもどこかにしまったままで、まったく使っていない。 料理をする際、目分量ではなく、できるだけスプーンやカップを使って何をどれだけ入れているのか

【ネガティブ思考】人類進化の過程で体が必要と判断されてきた非常に重要な働き

人間はいろいろ、くよくよ悩む。 「うまくいかないのでは」とか「ダメなんじゃないか」とか・・・ ニューロティシズム(神経症傾向)といって 【人格の五大要素】 ◆開放性 ◆誠実性 ◆外向性 ◆協調性 ◆神経症傾向 の1つとされている。 人間には、それぞれ異なる5つの性格があるということ。 人類は進化の過程で「マイナス思考が必要だった」ということ。 だって、イケイケドンドンの人ばかりの世界は危ないじゃん! 氷河期をイメージしてみると・・・ 「マンモスが来た! や

【決定版】薬に頼らず、早く風邪を改善・予防する方法

特にこの季節は風邪がよく流行しているので、 風邪の対処法や予防法をしっかりと把握しておくことが大切。 まず一番に大事なこと・・・ 風邪のひき始めのなんとなく体調が少し悪いなと感じたら、 無理をせずに「十分な睡眠」をとることが重要。 「キホン中のキホン」です。 睡眠不足は免疫力を低下させるため、 風邪の発症を招く可能性が高まる。 風邪のひき始めは、一晩寝れば、 大体の人は風邪を改善する効果がある。 「なんとなく」の不調を感じたら、しっかり睡眠を確保しよう。 悪化さ

玄米のフィチンはフィチン酸ではない?

白米は糖質の塊であり、「粕」という言葉のとおり 多くの栄養素が欠如している。 急激に糖が吸収されると体によくないため ごはんは玄米を健康食としてオススメしている。 「玄米は健康に良いのか、悪いのか」 といった議論を見かけるがばかばかしい限り。 玄米批判についてはいくつかの理論があるが よく言われるのが「フィチン酸」と「農薬・放射能」の問題である。   まず、フィチン酸。 玄米の胚芽や表皮にはフィチン酸という物質が含まれている? 金属イオンを結合する「キレート作用」によ

【不調改善の考え方】食生活も日課もグラデーションで考える

とくに「0か100か思考」が強いひとが 必ず立ち止まって行動意識を定着させてほしい考え方です。 ・今日食べ過ぎたから、明日から断食しよう ・今の職場はやめたほうがいいかもしれない ・このサプリで悪化したから今すぐ捨てる こんなふうに極端な着地をしがちなひとは 以下の3点をおさえてください。 [1]人生の大半はグラデーション思考 中間・真ん中のことについて考えられず ものの見方が両極端になってしまう考え方 「0か100か思考」 「全か無か思考」 「一事が万事」 ひと

食事の基本は「風土・丸ごと・季節」

食事で意識してほしいのは次の3点。   ❶ 日本の風土に合ったものを食べる 「身土不二(しんどふじ)」に基づいた考えで 「身(体)」と「土(土地)」は 「不二(切り離せない関係)」という意味である。 世界中の料理を食べるようになり、世界中の農作物が日本でも作られるようになった現代の日本では、日本の風土に合ったものが何なのか、非常にわかりにくくなっていると言える。 一方で、料理の世界では和の野菜を使う店が増えてきている。 イタリアンやフレンチといったレストランでも、ごぼ