先日このような記事を書いた。

わたしが望んできょうだいができたわけではない、という話。

これは別に私に限ったことではなく、特に年が近いきょうだいなどは、気づいたら下の子が産まれていて、というパターンもたくさんあると思う。

それでも仲のいいきょうだいはたくさんいると思う。
我が家はうまくいかなかったけれど、大きな原因としては親の「おねえちゃんだから」の押し付けが根幹にあると思っている。
今まだそれを言うかという感じだけど、親からもいまだに言われるので仕方がない。

そんなわたしも、あと3か月後には第二子を出産予定。
一人目の時ももちろんいろいろ不安だったし（現在進行形）、これでいいのかな、という悩みも何かしら絶えないけれど、次の子が産まれると、きょうだい同志の人間関係についても考える必要が出てくる。

わたし自身のきょうだいとは年齢も性別も違うから、わたし自身とは同じようにならない可能性ももちろん大きい。
わたし：4つ下に妹
娘：2学年差の弟（予定）
とはいえ、上の子に対しての接し方については、特に悩んでいるし、本当に気を付けたいと思っている部分である。

まわりに、二人目が産まれる、と話すと、「そっか、〇〇ちゃんはおねえちゃんになるんだね～」と言われるが、わたしとしては、「というより、弟が産まれてくるんだ」というスタンスにしたいと思っている。
もちろん、みんな深い意味があって発言しているわけではないのは間違いないけれど、つい敏感になってしまう。

年が少し離れていたら、例えば、幼稚園のお友達に弟ができたからわたしにもきょうだいがほしい、なんて話も聞いたことはあるけれど、特に、我が家くらいの年齢差での第2子って、上の子が望んでできたというわけではないわけだから。
むしろ、妊娠がわかったときはまだ上の子は1歳になったばかり、産まれるときだってまだ2歳にすらならない。
まだまだ甘えたい盛りだと思う。

だから、〇〇できてすごいね、さすがおねえちゃんだね、というニュアンスならさておき、我慢や世話を強いるニュアンスでの「おねえちゃんだから」は本当に絶対言いたくない、と心の底から思っている。

もしかしたら理想論かもしれない。
でも、ちょうど2歳下に弟がいる友人（女性）は昔から弟と仲が良かったみたいだけれど、おねえちゃん、とか弟、とかいうのはあまりなく育ったといっていた。

とはいえ、わたしと妹は4歳差、4つも違うと確かに上の子はだいぶしっかりする年齢（特に、ふにゃふにゃ赤ちゃんの下の子と比べると何でもできるように見えるというのはわかる気がする）だと思うので、おとなが「お姉ちゃんだから」的な目で見るのは仕方ない部分もあるのかもしれないな、とは思わなくもない。
わたしに「おねえちゃん」としての器、適性が全くなかったのだろうなとも思う。

でも、ちょうど4つ差で上が女の子、下が男の子の子どもがいる後輩の話を聞くと、４つ違っても赤ちゃん返りのようなものがあったといっていたので、やっぱり年齢が違っていても上の子に対して配慮は必要だということを感じた。

父親側からの精神的なフォローの有無なんかも影響はあるとは思う。
うちの親も、わたしを完全にほったらかして下の子にかかりきりだったというわけではないと思う（むしろわたしの習い事の送り迎えには必然的に妹も連れていく必要があり、そのことについて母には、妹ちゃんはあなたの時と違って、あなたの習い事に絶対ついていかないといけないんだからね、などと言われていた」が、それでも接し方が違うように見えて（下の子に甘く見えた）嫌だなと思っていたこともある。（特に父親）

それを本人がわたしにフォローするわけではない。
母親から「お父さんはあんな風に見えても同じように接しようとしてるとは思うよ」などといったコメントはあるが、こどもながらに「ほんとかよ」と思っていた。
自分だって長男で、おそらく弟たちにいろいろ思うことはあっただろうに。
（父方祖母は、父の弟二人のことばかり話題にすると母がよくこぼしていた。そんな二人は遠方に住んでいてろくに帰ってこない。うちが一番祖母宅に近く、訪問することも多かった。損すぎるだろ長男およびその嫁。何この家族。とわたしもよく思っていた。）

そもそも夫婦仲がそんなに良くないから、そのへんのことについて夫婦で話すことも特になかったのではないかと思う。
例えば、「jasmineが最近下に嫉妬してしまっているみたいだから、パパからもフォロー入れてあげて」みたいな。理想論だろうか。

父親は小さい子をただかわいがるくらいのことはできるかもしれないけれど、子の精神面の成長に追いつけていなかったと思う。
習い事、進学などにお金を出してくれたことは本当に感謝しているけれど、父親のことは。この点においてはとりわけ、母以上に尊敬できない。
（これはわたしもこれからの話で、ちゃんとできるかどうか不安はあるが。）

家族関係の話になると、最終的にはほぼ確実に実家及びその親戚の愚痴になってしまう。

とにかくわたしは、娘に「おねえちゃん」という肩書を大きなマイナスととらえてほしくない。
なのでとりあえず、わたしは夫と協力して、少しでもいい家族関係が構築できるように努力したい。
まだ書きたいことがまとまっていない気がするので、また別記事で・・・
（だらだらとどこまで続くのだろうか。笑）