【Ⅲ、体調不良の夫、HSPで夫依存症の妻】

しばらくやや鬱に陥り更新も滞っていました。

今年に入り夫が体調不良に。当初は理由を聞いても教えてくれません。男は寡黙。世の常。

妻としては、どこが不良なのか分かっていた方が心配する方向性や日常生活における具体的な気遣いが見出だせるので理解しておきたい。

しかし夫は、理由を話せばもっと心配させるから、検査が終わってから話すと言う。

ただ「体調不良だからっ」とスキンシップを避ける夫、理由が分かればスキンシップも避けられるのに、と思う妻。分からないがゆえ、夫の仏頂面も自分のせいではないのかと考えが膨らむ。

この間のSEXが激しかった為に痛むのか、バイアグラが身体に合わないのか。

男性はこういうものだ、結果が出るまで待とう。それまでしおらしく、良い妻を振る舞おう。

それでも日々が過ぎていくうちにモヤモヤは増えていく。食生活が原因なのか？食事のメニューも思い浮かばない。心の拠り所をなくし、何をしていても楽しくない。

(HSP診断↓↓↓)

https://otto-torisetsu.com/dependence-husband-check-list/

遂に理由を問いただした。「話してくれないと余計に心配になるし、分かった方がこちらも対処できるんだけど。だから私が体調不良の時はいつもすぐに症状や原因を話しているんだよ。」

冷静でない時にこういう事を言うと、今一上手い言い回しができない。弱っているのは彼の方なのにと、言ってから後悔する。

肺と内臓に鈍痛があるのだと話す。彼は背の高さゆえ若い頃肺気胸を患ったことがあるのと、親が膵臓がんで亡くなったので自分もそうではないかと気になるのだ。

こちらも理由が分かり少しはモヤモヤも軽減されたが、生活の大きな原動力であるスキンシップがない為気力低下は変わらない。

今は我慢だと、他に気が紛れることを考える。やはり夫依存とHSPを治そうと色々検索するが、本当に落ちている時は行動に移すことすら億劫なものだ。

(夫依存症診断↓↓↓)

https://hsptest.jp/

自己啓発やヒーリング、セラピーの類いは、少し気力が戻ってきた時に手を出せるものだと思う。そこまで這い上がれるまでが辛い。人生この繰り返し。(PMSにも関係するが、今回は時期外れ)

一瞬だけ、落ち込んでいる私を気にして「こっちへおいで」と手を差し延べる優しさに胸が締め付けられる。

しかし数日前に、遂に爆発してしまう。原因は、体調不良以外の夫の行動。

彼が検査で外出してから昼過ぎまで帰ってこない。そんなに混んでいたのかしら？大変と思っっていた。

後で聞いてみると、前の妻と娘が食べ物にあたり点滴など受け、心配した彼は私達のマンションからあまり離れていない彼女達の家に見舞いに言ったのだという。

そういうことを、こちらから聞かないと彼は話さない。見舞いが悪いわけではなく、秘密にされているように感じる行動が嫌なのだ。

同時に、SMクラブを容認してくれていた夫の心の広さを思い出し、自分の独占欲に辟易してくる。(私としては、前の夫とその連れ子との間にあった深い確執によるトラウマからくる独占欲と判断している)

鬱状態で物事に敏感な時は、こうした些細な事も反応してしまう。夫に八つ当たりし、床にある物を蹴る。自分が嫌になる。

二人で外出すると、行き先が唐突にショッピングモールになる。車酔いで立てなくなるし、「不要不急では？」と質問してしまう。椅子に座って休んだ後食料品店へ行くが、人酔いはするし泣きたくなる。動悸も止まらない。皆ウイルスに見えて怖くなる。

検査の結果、何もないと言う。こちらも安心。

結果を知ってしばらくして、彼の体調も良くなる。どうやら、「病は気から。」

「心の栄養が足りなかったの」と甘えてみる。

夜、2週間ぶりのSEXをする。幸福感に満たされ、酒も回り、そのまま寝てしまった。

夫の年齢を考えると、今後SEXの回数は減っていくのだろう。子供ができたら私の性欲もなくなるのか？

模索しながら日々を過ごしている。

感染症対策ゆえ、妊活の病院通いも自粛している。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　茉莉伽