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ハノイ0泊旅!滞在6時間でできること

昔、OLが週末を利用して行く旅を想定したTV番組「週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー」に物凄く憧れていた。
限られた時間の中で何ができるのか・・・私も挑戦してみたい!
パスポート一つ、手ぶらでハノイ0泊旅!!!


①チェックインカウンターが見当たらない笑

成田ーハノイ往復フライトが約25,000円と、青森の実家往復より安いベトジェットエア!預け入れ荷物も何もない私は、ハンドバッグにパスポートという私史上初の0泊旅に出発。
成田空港に着いて、チェックインしようとしたら早速珍事件!「チェックインカウンターないんだけど?」空港の係の人に聞き、「ベトジェットはこちらです〜」と案内された先は、空港の半分外のような仮設?カウンター。え?飛行機乗るんだけど、大丈夫?私?笑
何とかチェックインして、朝9:30頃のフライトで成田空港を出発!

本当にNOスーツケースで、このままハノイへ。あ、パスポートの他に日傘も持っていたんだ笑

②道路を渡るテクニックを身につける

ハノイ・ノイバイ空港に到着したのは、午後2時頃。約5時間半のフライトは寝ていたので結構あっという間だった。
時間に限りがあるので、空港からタクシーで市内へ。
とりあえず、ホアンキエム湖周辺の繁華街に行きたかったので、ドンスアン市場でタクシーを降りる。早速、異国情緒たっぷりの人力車”シクロ”のドライバーからたくさんのラブコールをいただく笑
それをかわして、歩いて散策しようと思ったら、とんでもない数のバイク・自転車が押し寄せてくる。めっちゃカオス!
さて、ローカルの人はこのカオスな道路をどうやって渡るのか?しばし観察して、それっっぽくバイクの間をすり抜けて渡る。
人もバイクも自転車も、そしてシクロも何でもありの混沌としたカオスな道路!
これで、交通事故が起きないのは奇跡だなと感心する。

5分〜10分、バイクをの間をすり抜けてあっちへぶらぶら、こっちへぶらぶらしているうちにすっかり道路を渡るテクニックを習得。これで、好きな時に好きな場所へ行けると自信満々に。

③クレージーでカオスと氷たっぷりマンゴージュース


まだ5月とはいえ、ハノイは30℃超え。そういえば、空港についてからすごい勢いで市内に来たので、水分という水分をとっていなかった。喉を潤すのと、ちょっとこのクレージーでカオスな街の様子を観察したいと思い、眺めの良さそうな?1Fの道路に面したカフェでマンゴージュースをオーダー。「氷は入れないでね!」って凄いお願いしたはずなのに、全く聞いてないじゃんっていう笑 めっちゃ氷入ってるマンゴージュースが運ばれてきた。逆に面白くなってきた”KAFA Cafe”

危険そうな氷入りマンゴージュースを飲みながら、排気ガスまみれのカオスな街を眺める笑

④移動式マーケットと旧市街散策

そういえば、昭和の日本にも豆腐や野菜、魚の移動販売ってあったよな〜と懐かしい気持ちにさせてくれた、自転車で逞しく果物の移動販売をしてるおばちゃん。バイクの間をすり抜けて渡るのも楽しいけど、一つの通りを落ち着いて散策してみると面白いことがたくさん。

販売する時だけ、自転車の後ろについている台を開くのだろうか?おばちゃんが自転車に乗って移動する様子を見届けたかったけど、時間がないのでその場を後にする。でも、やっぱり日本に帰ってきて「あのおばちゃんはどうやってバランスをとって運転するのだろうか?」とまだ気になっている。

⑤定番のフォーを本場・ハノイで

すっかりランチの時間は過ぎていたけど、ホアンキエム湖周辺はフォー激戦区ということもあり、どこを見てもフォー専門店がOPEN!状態のまま。まったく下調べをせず、あえて現地の様子を見て決めたいと思い、またしてもぶらぶらする。
メニューで決めるというより、人の入りで決めようと・・・この日の決定打は「欧米系イケメンのお兄さんグループがいる!」という不純な動機。

日本で食べるフォーはスープたっぷりだけど、本場は色々種類があるみたい。私がオーダーしたのは、汁なしの混ぜ麺のようなもの。そして、フォー(米粉で作った太麺)というより、ブン(少し発酵した米から作る麺)に近いもの。テーブルには、無料の卓上調味料(チリソース、酢、魚醤、ライム、唐辛子)があり、自由にカスタマイズして楽しめるようになっている。

⑥旧市街あちこち街歩き

お腹もすっかり満たされ、再び街歩きへ繰り出す。ホアンキエム湖周辺は網の目状に広がった細い路地がたくさん。かつて、同業種の職人たちがお店を構えていたという歴史があることから、日本でいうかっぱ橋道具街のように、通りごとに〇〇専門店が軒を連ねている。偶然通りかかった骨董品屋さん。中国文化を色濃く反映したお皿やコップ、壺。私のお気に入りは、右中央の大仏様の飾り物。
ちょっと路地裏を覗くと、地元の人が休憩がてら、お喋りに興じている。

⑦チャー・チャインで休憩

チャー・チャインとは、ハノイの地元民に愛される昔ながらのお茶。ジャスミンティーにライムと砂糖という、日本ではお茶に砂糖を入れようとは思わないけど。どんな味か気になって、路地裏のひっそりしたお店でオーダーしてみた。味は意外とさっぱりしていて、砂糖の甘みはそんなに強くなく、ごくごく飲み干した。このお茶の味より、何より、椅子及びテーブルの代わりに使われている子供の足踏み台のようなものが気になって仕方ない。なんか、座り心地いいかな?これ?笑

⑧天空のルーフトップバーから

ホアンキエム湖周辺には、ハノイらしい風景を楽しむことができるルーフトップバーがたくさんある。シンガポールで出会ったルーフトップバーの開放感にすっかり魅了され、ルーフトップバー文化がある場所では「いいとこない?!」とずっと探しながら旅してる。まだ、夜景の時間には早いけど、フライト時間が迫ってきているので、夕暮れから飲み始める。"Twilight Sky Bar"
一人でビールを飲んでいると、店員さんが写真撮影してくれるとオファー。どこでも飲めるビールだけど、ルーフトップバーで飲むビールは格別笑 "Twilight Sky Bar" 旧市街の中心、ホアンキエム湖寄りにあるカウゴー通りにあるラシエスタホテルの最上階にある。(2023年7月現在の情報ではクローズしてしまったようです)
いよいよ日が沈み、ホアンキエム湖に映る街並みやハノイって感じの夜景を眺めながら、しばし寛ぐ。せっかくだし、フォトジェニックなカクテルとか頼んじゃお〜と、店員さんに映えそうなカクテルをオーダーする。一人で写真撮影に興じてたら、隣の素敵なご夫婦に「あなたの頼んだカクテルは何?」と聞かれ、ちょっと恥ずかしくなる。
そろそろ、フライトの時間だと思いトイレへ。なんか、トイレもめっちゃフォトジェニックでこちらも撮影。この素敵なフォトジェニックなトイレの様子を皆さんにお伝えできないのが仕方ない。

⑨空港でちょっと遅めのディナー・・・そして、帰路へ

ノイバイ空港を0:55出発のフライトだったので、ちょっと余裕を持って22時前には空港へ到着。
チェックインと手荷物チェックを済ませ、出国審査へ進むと係員のお兄さんが「今日来たのに、もう帰るの?」と怪訝そうに尋ねてきた。そうだよね〜不審に思うよね〜笑 でも、この0泊旅が私の旅の目的なのよ!
何とか出国審査を済ませ、ちょっと遅めのディナーをとお店探し。ランチはフォーだったから、ディナーはベタだけど、生春巻きを。日本で食べる生春巻きはちょっと水分多めで、お箸とくっついて食べにくかったりもするけど、ここの生春巻きはベタつかず、サクサク食べることが出来た。
お腹も満たされ、無事に飛行機に乗り込み爆睡・・・
成田空港に着いたのは、翌朝8時過ぎ。預け入れ荷物も受け取る必要がないので、すんなり税関検査場申告ゲートへ進もうとした時のこと。
突然、地上係員の人に呼び止められ「何?何〜?」と思ったら、「お客様、スーツケースをお忘れではありませんか?」と。
え〜っと、最初からスーツケース持って行ってないんです笑
繰り返すが、私の旅の目的は”0泊旅で何ができるか”である。
でも、やっぱり大衆ウケしないよね笑
それでも、また近いうちに0泊旅に行きたい!次はどこへ行こうか?
旅は続くよ、どこまでも!

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