体調について、伝え方について、など(平成27年9月8日)

🔴人間は外的環境には抗いがたいものだ。天気の悪い日、急に寒くなった日、暑くなった日などは調子が悪くて普通なのだ。それに他の原因を求めても無駄である。何とかしようとするのは思い上がりとも言ってよい。ましてや自律神経失調症ではない・・・なんだそれは、しかもそれを医者が言ってるのだからもう笑うしかない。

あえて自律神経という言葉を使うなら、自律神経が環境変化に追いついていない、といえばいいのか?年齢を重ねると、順応に時間がかかるようにはなる、だからしんどいのだ。そんなときは己が本来持っている恒常性を保つ能力を信じて、順応するまで調子の悪さを受け入れるしかない。

🔴風呂は夜に入った方が、多分いい。1日の汚れはその日のうちに流してしまうほうが、気持ちも切り替えやすいし、夜もよく眠れるようだ。

🔴姿勢というのは、非常に大事である。姿勢が悪いと、不自然に体の一部に体重がかかり、痛めてしまう。痛みのつらさが、気持ちのつらさに変換される。気持ちのつらさが、痛みのつらさを増大させる・・・つらい堂々巡りが起こる。

人間は二足歩行になってかなりの時間が経っているので、背筋を伸ばして姿勢をよくして動くことが、最も効率的でバランスがよいはずなのだ。しかし、四本足歩行の名残か、体幹は背筋より腹筋の方が強くなりやすく、腰や背中が曲がっていく。そして筋力のバランスが崩れていく。その姿勢は二足歩行にはむかないのだ。

🔴同じことを伝えるために説明する際、相手の表情を見ながら、表情の変化に合わせて説明のニュアンスを変えた方が、相手も説明を受け入れやすい(あくまでも「内容」ではなく「ニュアンス」である)。

だから、電話というのは、ある程度了承済みのことを簡単に伝えるにはよいが、新しい事実や判断を迫る、迫られることを伝えるには非常にむいていないツールである。お互いの感情の動きが伝わらないので、共感も伝わりにくく、無駄に悪印象を与えてしまう。

表情から得られる情報は馬鹿にならない、同じ「わかりました」という言葉でも、全く違う表情で発していれば、意味合いも全く異なってしまう。認識が食い違ってしまうリスクが高いのだ。内容が重要であるほど、時間がかかっても、顔を合わせて話しをすべきだ!!おそらくこれは最大のリスクヘッジである。

🔴なお、メールも、緊急性がなければ、お互いが冷静になって対応できるツールである。文章にすることで、より思考が深まることもあるだろう。自分が記載した内容を送信前に確認できるのもよい。

しかし、そのようなメリットを活かすことなく、話し言葉のように使用すると、電話となんら変わらないツールとなる。いや、文章として残ってしまうという点では、電話よりハイリスクかもしれない。やはり、面と向かって話しをすることに勝るものはないのだ。

🔴少し前の話になるが、早実(現 北海道日本ハムファイターズ)の清宮のインタビューの受け答えがとてもよい!これは断じてビッグマウスではない。言うだけの能力があり、言うだけの練習をして、言うだけの自信があるからこその発言である。素直に思ったことを言っているだけでなく、自己暗示の効果をあえて意識しているのではないだろうか。また、あえて口に出すことで自らいい意味でのプレッシャーをかけているようにも見えた。

謙虚さは大事だが、自分である程度確信があるのなら、あえて自信を口にすることは、自分を成長させる上で大事なことだ。何でもかんでも予防線を張った物言いをする人が多いなかで、立派である。今後も、下らない嫉妬に左右されることなく、この姿勢を貫いてほしい。

時々聞く言葉だが、不言実行より有言実行の方が、有言したことによるリスクを背負っているという意味で、上位であるべきなのだ。


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