小室夫妻の結婚会見を見て

小室圭さん、眞子さん、ご結婚おめでとうございます。もうこんな品性の下劣な、民度の低い国民のことなど忘れて、どうか異国の地で幸せに暮らして欲しい。

眞子さんは皇室から外れることで、反論する権利を手に入れる。言論の自由を手に入れる。「本日まで、私が公に発言する機会は限られて」きたが、これからはそうではない。今まで反論できないのをいいことに、さんざん暴力を浴びせてきた日本国民よ、残念でしたね。もう彼らはサンドバックではない。次はどの皇族の方をサンドバックにするつもりなんですかね?本当に、いい加減にしろよ。

眞子さん「婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした。」「圭さんのすることが、独断で行われていると批判され、私の気持ちを考えていないといった一方的な憶測が流れる度に、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、謂れのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、辛く、悲しい思いをいたしました。」どれだけ反論したかったことだろうか。勝手な憶測を拡散するな!と叫びたかったことだろうか。我が事として想像すると、本当に心細く、恐ろしい。

圭さん「元婚約者の方からは、元婚約者の方の窓口となっている週刊誌の記者の方を通じて、前向きなお返事をいただいていま す。」週刊誌とは週刊現代だったか。なぜ週刊誌の記者が窓口になっているのか、これがおかしいと思えない人間は、もう救いようがない。

圭さん「この数年間、誤った情報があたかも事実であるかのように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことを、とても悲しく思います。 私の母も心身に不調をきたし、仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしています。」しかも、その心身の不調にすら難癖をつける馬鹿がいる・・・お二人の身になって、想像してごらんなさいな。まあ、想像力が絶望的に欠如しているからこそ、誹謗中傷し、難癖をつけることができるのだろうけど。

眞子さん「今、心を守りながら生きることに困難を感じ傷ついている方が、たくさんいらっしゃると思います。周囲の人のあたたかい助けや支えによって、より多くの人が、心を大切に守りながら生きていける社会となることを、心から願っております。」本当にそうありたいし、それを望んでいる人は少なくないはず、と思っていたのだが・・・最近の日本社会の社会的弱者に対する仕打ちを見ていると、そしてお二人に対する仕打ちを見ていると、どうもそうではなかったようで、本当に残念だ。

質疑応答では日本雑誌協会の質問が、ある意味、今のメディアがどんな愚劣な情報を流しているか、まとめられていて興味深かった。

それに対して、眞子さんは「この質問は、誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問であると思います。このような質問に会場で口頭でお答えすることを想像すると、恐怖心が再燃し心 の傷が更に広がりそうで、口頭で質問にお答えすることは不可能であると思いました。誤 った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問をいただいたことは、誠に残 念に思います。」静かな怒りを感じる文章だ。そして、「根拠のない多くの厳しい批判にさらされてきた圭さんが、私と結婚するという意思を持ち続けてくれたことに 感謝しています。私との結婚を諦めれば、圭さんはこれだけの根拠のない批判に数年間にわたってさらされ続けることはなかったはずです。」と・・・これらの言葉を、長い間ずっと叫びたかったのだろうな、と思うと、胸が痛くなる。本当に、何という事を言わせるのか。

それにしても、日本雑誌協会の2つ目の質問、ひどいな・・・「「婚約者」として特別な待遇を受けたのではないかと、疑念の声が上がっています。」って・・・圭さんが優秀だったからそのように扱われたに決まっているでしょう。自分自身と同じような卑小な存在であって欲しい、という大衆の醜悪な願望の現れなのだろうな。

改めて、今の日本人には皇室を戴く権利はないと思った。何が「税金で食わしてやっている」だ、いい大人が恥を知れ。人権と自由を著しく制限されながら「国家の象徴」という役目を務めて頂いている方々に、どれだけ負荷をかけるつもりか。皇室の方々のご厚意に甘えるのもいい加減にすべきだ。もう、皇族の方々が全員、民間人になることを宣言されたとしても、仕方ないと思う。その時初めて、皇室の存在が、国家の安定にどれだけ重要であったか、対外的にもどれだけ重要であったか、その有難さを身を持って知ることになるのだろう。

新コロ騒動やワクチン禍の中で、日本人の他者に対する想像力の欠如と、思考放棄した権威主義ぶりを、嫌というほど見せつけられた。その上、喜々として若い二人に集団リンチを行う姿まで見せつけられた日には、自分が日本人であることが本当に嫌になる。しかし、私はどう見てもコテコテの日本人だし、日本という国には愛着はあるし、おそらくこれからも日本で暮らしていかざるを得ない。愚痴ってても仕方ない。少しでもまともな状態に戻して、次世代に受け渡すしかない。

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