仮面と普通

前書き
殴り書きしたメモ帳をそのまま乗っけた。
読みやすくリライトする元気はなかった。
日空けてツギハギで書いてるからやっぱり読みにくいかも。
頑張って読んでくれ。

俺ね、リアルでも「弱者男性」なのよ。彼女いたことないしもちろんちゃんと童貞だし、なんていうかとにかく「弱者」なのよ。キャラとして。チー牛陰キャ童貞オタクなのよ。
ここで重要なのが、この「弱者」っていうキャラ(以後仮面)が、実際の自分と乖離してること。

例えば、イケてる奴は彼女がいて、彼女がいない=ダサい、みたいな価値観。

なんかさぁ、俺個人の気持ちとしては「今は彼女要らんな、というかそもそも他者と近しい関係になるの怖いな、毎晩通話とかしてずっと誰かと時間共有することになるのしんどいな」
だし、
仮に彼女を作るにしても
「顔が可愛い子がいい」とか「とにかく彼女が欲しい、女と遊びたい」とかじゃなくて
「俺の弱い所まで含めて受け入れる度量があって、一緒にいてしんどくない」人をじっくり選びたい、"バ先の誰でもいいから適当に早く彼女作る"とかそういうのじゃなくてちゃんと波長が合う人を見定めたいし
彼女いないことに焦りも後ろめたさも感じんわ
って思ってるんだけどさ。

面白いのは「彼女欲しいけど出来ないな」やん。
それが「弱者男性」っていうレッテルなんだよ。

普通の男と一緒で、モテたいし、やりたいし、チヤホヤされたい。でも、見た目とかコミュ力とかそういう色々な理由からそれが叶わない「かわいそうな人」。
見下して自尊心を満たすための社会のサンドバッグ。

そういうキャラの方が、面白いんだよ。
「は?女絡みなんかいらんわ」よりも。
そういうノリ悪い奴は適応出来ないから、俺は「弱者男性」になることにした。

ズレをズレとして認識してから、なるべく場が白けたりしないようになるべく「モテたいけどモテられない」を演じようとしてきた。
仮面を被ろうとした。
だけど。

これがまぁしんどい。
世間と価値観がズレているっていう認識それ自体もしんどいし、自分に嘘をつかないといけないのもしんどい。
自分に嘘をつかないと維持できないような人間関係を捨て去ることが出来ない自分の弱さも実感する。
それもめちゃくちゃしんどい。

半分は世間からのお仕着せではあるけど、もう半分は嫌われないために自分から望んで被った仮面ではあるんよ。
だからこそ、その仮面を脱がないならば受け入れないといけない不利益なんだけどね。

でも、たまに理解してくれる人(?)もいて。
前にぴざが酔ってる時に年上(俺)を呼び捨てすることについての話したんだけど

ぴざ、「じゃくしゃはそういう("じゃくしゃ"っていう)キャラじゃん」って言ってたんだよ。

他人に理解されてるなって思うことってあんま無いから、その時はめっちゃ感動したんだけど、まぁそれはそれとして。

で、リア友とぴざの何が違うかって、やっぱり「お気持ちポエムを読んでいるか」どうかなんよね。
噛み砕いて言えば、「俺が自己開示したかどうか」。

結局全部自己開示なんよ。
みんなそんな心狭い奴なわけじゃない。
自分をさらけ出せば、それぞれにできる範囲で受け入れてくれるもんなんだと思う。

でも、完全にありのままを晒しちゃったら「触れにくい、扱いの難しい人」になっちゃうからそこが難しいんだけどさ。

最近は、「自分でも受け入れられる範囲で、かつ周囲からのウケも悪くないキャラ」、つまりお互いにとって都合のいい自分を自分で選んで演じよう、っていう考え方に変わってきた。

ありのままの自分だと不都合があるから、ある程度仮面を被る。
でも、被りすぎると疲れるから、疲れないラインを見極めつつ。みたいな。
まぁ今度そのラインを探すのが難しいんだけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?