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vol.2 「わくわく」はどこからくるのか

この連載ではおそらくかなりの数の「わくわく」という言葉が出てくると思いますが、その実態は非常に言語化しづらいものであったりします。

皆さんは普段どんなことにわくわくしますか?

コンビニで新しいお菓子を見つけたとき?
新しいゲームを買ったとき?
好きな人とのデートプランを妄想しているとき?
新しい仕事のミッションを任されたとき?
撮りためていたドラマを一気観するとき?
誰かにサプライズ、いたずらを仕掛けて待っているとき?
自分だけの静かな週末が待っているとき?

体験は人それぞれだと思いますが
・知らないものを知る
・同じ感覚を共有できる誰かに会える
・非日常的な体験
・誰かにほめられる、驚かれる
といった「未来の体験」がデザインされているとき、わくわくしませんか?

「わくわく」は未来からくるんじゃないかと。

ワークショップで一番大変なのは時間という制約なのでその瞬間瞬間にたくさんの価値を詰め込んでいきます。そこで意識したいのは「未来へのわくわく」に向けて時間と内容をデザインしていくこと。

その瞬間瞬間で盛り上がることもすごく大事、だけど
・参加が決まってからどんな人と出会えるかな?と前日まで考える
・当日どんなことをアウトプットしようかと前日まで考える
・アウトプットし始めたらもっとできるんじゃないかと自分のレベルアップを感じる
・他の参加者との違いに自分らしさを感じる
・帰り道にうまくいったことをたくさん話せる
・持ち帰ったものでさらに新しいものを作ることができる
・また楽しい体験に参加できる
といった未来に対応したアクションがあるとその間が「わくわく」になります。

企画を考え始めるとその瞬間の体験を意識することが多くなるのですが、できるかぎり「未来の価値のためにわくわくする企画を考える」ということを意識するとより精度の高い体験がつくれるのではないかなと思います。実施まで限られた時間だとこれがなかなか難しいのですけどね(><)


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