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548 リスキリングについてドキッとした話。(稲田)2024/5/13

リスキリングについての松本健太郎さんのツイートを興味深く読みました。

"日本に限らないと思うのですが、勉強の勉強経験が少ないので「どうやって勉強したら良いのか?」「勉強の仕方が分からない」と悩む方も大勢います。今から勉強するの恥ずかしい、とか。本来、リスキリングサービスが担うべきは、教材の中身ではなく、勉強の仕方・させ方なんですけど、その辺気付いている会社さんは実は少ないです。"

https://twitter.com/matsuken0716/status/1789836014414139822

というか、芯を捉えた指摘だ…とドキッとしました。ぼくなんか正にその対象例だし、今の日本の眼前にある課題定義だと思います。ゲームが変わろうとしているのに多くの人が対応できていない。

これからの中小企業がリスキリングと向き合わなくてはいけないのは前提条件として。そこに慢性的な「採用できない問題」が条件追加されると、ひとつ思うことがあるんですよね。それは「現在、管理職をやっている層のほとんどがプレイヤーとして復帰できなかったらダメなんじゃないだろうか」という仮説です。

そもそもゲームチェンジが起きようとしているからリスキリングが必要という話なのだけど、プレイヤーが足りないし補給もできないということであれば管理職から引っ張ってくるしかないですよね。外から補給できないんだから。でも、往々にして管理職世代は新しい手法や新しいツールについていけてない訳で。リスキリングという言葉は世の中に普及し始めているけれど、「一番必要なのはあなたたちですよ。わかってますよね」というメッセージはまだ表立っていないように思える。

というか、それを言う方も嫌だろうし、本人たちも見たがらないだろうし。まあ、それはそうなんですよね。既得権益の剥奪に近いので。でも、たぶんそういうことだろうし、もう猶予もないからいよいよメッセージとして明確化され始めるのではなかろうか…と思っています。それともぼくは見当違いなことを言っているのかしら。そうだといいのだけど。

松本健太郎さんのツイートを見て、改めてそんなことを思いました。

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