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プロセカ民の話

注:この記事はプロセカ民(プロセカからボカロに入ってきた人たちという意味で使っています)を非難したり叩いたりする目的で書かれている記事ではありません。一個人の意見です。この記事の意見感想悪口はすべて僕のTwitterのDMにください。

 2020年の9月末に「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(以下プロセカ)」がリリースされて、以降プロセカを通じてボカロというものが活気を取り戻してきたような気がするのですが、それはひとえにプロセカによる新規の参入が大きかったと思います。それ以前はボカロは衰退してきているとさえ言われてきました。
 ボカロというコンテンツはその性質上とても好き嫌いが分かれるもので、あまり新規を獲得しづらいところがあるようなイメージでしたが、最近ではメディアへの露出や他の音ゲー作品などとのコラボ、さらにはスマホでできるボカロの音ゲーというものも登場し、段々とそういったイメージは払拭されてきつつあるのかなとも思います。

 しかし新規の参入というものはメリットだけではないのはどの界隈にも一緒です。例えばマナーの悪い人が入ってきたり過度に自分以外の人や物を叩くような言動をする人が増えたり。
 原因として考えられるのが、こういったゲームなどのコンテンツを知って好きになる層は大体が小中学生など今までネットをそれほど扱ってこなかった人達で、周りが見えず暴走してしまう点があると思います(特に女子が多い印象)。
 僕の周りにも、プロセカから音ゲーやボカロを知ったであろう人がいます。
 これは一年ほど前の話ですが、とある人から暴言のメッセージがlineに届き、なんだなんだと思って読んでみると「ボカロが好きだと自称するな」「私のミクちゃんについて語るな」「今すぐプロセカをやめろ(当時からすでにほぼやってなかった)」などと言う内容(誇張なし)で、散々問い詰めて洗いざらい話させた結果同じ学校に通う中学生女子で最近プロセカを友人からおすすめされて知り、その友人が僕の後輩で、この人ボカロ好きだよとかゲームうまいよとか言われて僕のlineをもらっていたらしいです。うちは私立の中高一貫なのでこういった出来事が起こったのですが、流石に看過できなかったので学校と相手の親に報告して話し合って解決しました。
 ボカロ好きだと言っていたが当時はミクさんよりルカ姉について語っていたしカバンにも姉さんをつけていたし、プロセカをほぼやっていなかったのも後輩は知っていたので、被害妄想などが先走ってこういった事件になったそうです。

 こういったことは何もプロセカというボカロのコンテンツだから目立つし多いわけではありません。最近新しくスマホを手に入れてゲームを始めようとする人達におすすめできる最近出たゲームの中で勢いがあるのがプロセカだったというだけです。もう少しすれば新規の人も新規ではなくなってきて、勉強をすることも増えるはずなので、今後減ってくれることを期待しています。僕も最初はそうでした。今となってはあの頃僕は何をやっていたんだと思うことも多いし今もそうだと思っています。
 これは僕の意見ですが、ネットは相手の年齢がわからないのでみんな同年代に見えると思うんです。それがどういうことを意味するかというと、リアルでは小学生と社会人という身分差でも、ネットではどちらも一個人なので、小学生でもでかい態度を取れるし社会人でも小学生のようにふるまう事がでるということで、どうしてもリアルと同じようには生活できないので、礼儀とかマナーとかが重要視されるような気がします。さらに、ネットでは原則「知らない」とか「聞いてない」は罪だと考えていて、前述したとおりみんな同年代の中で知らなかったら何をしてもいいとかいう考え方だと人は離れていってしまうのかなって。でも人間知らないことはどうしてもあるので、勉強をする努力をすることが大事だと思います。
 

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