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梯子酒001 生涯一番の短髪の晩

同じ理容師の方に7年くらい続けて髪を切っていただいています。4年くらい前からかな、オーダーを「前回よりも少し短くして」にしました。年々、短髪になってきました。そして、短髪になると、理容店に行く頻度が不思議と高まります。2週間ほど前にお邪魔した際も同じオーダーでした。もう、この上ないほど短髪です。その翌週に副業先に行ったら、みんなに「どうしたの?」と言われたくらいの短髪です。年をとると不思議と前髪の伸びは遅くなり、横と後ろばかりが早く伸びます。そんなこと、皆さんはないですか。きっとこのまま行くと、遠からず坊主になります。今、すでに我が人生で赤ん坊以来の短さかな。

そして散髪のあと、ここ3回連続で素敵な燗酒屋にお邪魔しています。初回は2軒立ち寄ってから徒歩でトータル40分くらいは歩いて訪れましたが、前回と今回は東急バスで行きます。ジャンプさんがロビンソン酒場と言ってくれるかもしれないような駅から離れた立地です。初回にたまたま訪れた2軒目の燗酒酒場に教えてもらって、行ってみようかなぁと思ってふらっと入ったのですが、そんなふらっと入った酒場が好きな酒場になるのっていいですね。
でも、まだ少し時間が早いので、バス停1つあるいて、床屋の都度に毎度毎度お邪魔している立ち飲み燗酒酒場に。ここのウインナーのおでんが好きです。


この日は雨。実に寒い日でした。1軒目でおでんと燗酒で気持ちを落ち着かせて東急バスで2軒目に。雨の似合う酒場です。外観からは、何の店だかわかりません。ちらっと見える一升瓶で酒場かなと推察ができるくらい。そして、燗酒を随分といただきました。外は雨です。そして、頭は短髪で涼しい。

初めて気づきましたが、十旭日ってBY(醸造年度)を西暦と邦暦の併記をしてるんですね、なんて親切なんだろう。自分としては随分とゆったりとさせていただき、まだ「ばん」やってるかなと思って歩き出します。随分と遠い道のりです。でも、すぐに関所かあってつかまります。

うどんが食えるバー。愛子うどん。素敵なオーナーです。どうも2軒目でカバンを忘れていたようでスマホが鳴ります。近くの関所でとどまっていて本当に良かった。結果、オーライです。すぐに取りに戻れました。その後、テクテクと駒沢通りの「ばん」にたどり着きますが、今回もすでにクローズでした。同じようなことを3度繰り返しています。

無事に帰宅もできて、この日も素敵な酒場浴でした。

【この日の梯子酒】
1軒目 いと。スタンド
2軒目 あめつち
3軒目 BAR OTTO
2020年9月のことです

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