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Business Tripでの業務

こんにちは、スオスダイ!
現在、JC FINANCEでインターンをしています三井です。

前回の投稿で、NLについてとNLまでの行き方について、書かせて頂きましたが、今回は初であったBTでどんなことをしたかと何を思ったかについて書きたいと思います。

BTでの業務

BTでの業務内容は、いくつかあり、一つは新規で農業用機械購入を検討している方に営業もしくは契約締結をすること。または、顧客の方の家や畑に直接会いに行き、課題を解決することにあります。課題は主に「延滞」と「GPSオフライン」になります。

「延滞」というのは、そのままですが、返済が遅れていることです。「GPSオフライン」というのは、農業用機械に弊社で付けているGPSが作動しなくなっていることです。

今回のBTでは、1泊2日で、7件の「延滞」のカスタマーに会いました。基本的にあった際の流れは、まず営業チームのスタッフが、世間話を混ぜながら、「なぜ遅れているのか」、「いつ払えるか」を聞き、約束として書類に一筆もらうという流れになります。

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「延滞している方に催促」と聞くと、少し高圧的に感じるかもしれませんが、JC FINANCEの営業チームは少なくとも違いました。

もちろん目的は、いつ払ってもらえるかの約束をして、書類に一筆をもらうことですが、営業チームの方は、相手の話を丁寧聞き、その後お互いが納得した状態で話し合いを終わっていました。

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延滞が進むと、弊社にお金が入らないだけでなく、顧客側も返済金額に加えて、ペナルティーが発生してしまい、お互いにとって利益のない事態になってしまいます。
そのこともあり、営業チームは丁寧に、長い時は40分ほど話して、カスタマーとの関係性を築いていました。

クメール語は分かりませんが、話し合いは、常に明るい雰囲気で、時より笑いも起こっていました。このカスタマーとのFace to Faceの関係性がJC FINANCEの強みの一つであることを強く感じました。

今回のBTにおいて印象が強いカスタマー

今回のBTでは、7名の延滞している方に会いに行きましたが、最後に訪れた方が印象的でしたので、そちらの方について記したいと思います。

そちらの方は、およそ$4000の支払いが残っている方で、電話しても会いたくないと言い、7月から3か月間支払いもなく、会えてもいない方でした。

延滞してしまっている理由は、雨季で雨が多く降り、トラクターを使えないので、普段他の方の畑を耕して収入を得ているが、その収入がなくなってしまったためでした。

「今回こそは会いたい!」と営業チームの強い思いで、その方が帰ってくるまで、待つことになりました。
下の写真は待っている間に、暇で撮っていた写真です、、

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そして、待つこと1時間、顧客の方が家に帰ってきました。

営業チームの二人は、いつも通り、親身になって相手と30分ほど話していました。

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後から話を聞くと、こちらのカスタマーは、以下の3つの手段で返済するとのことで、話がついたそうです。

1.所有しているココナッツ畑を売る
2.売れなければ、バイヤーを見つける
3.それでも売れなかったら、トラクターを売る

最後に、営業チームに通訳をしてもらい、カスタマーの方に質問させて頂きました。私の質問は、「JC FINANCEからお金を借りてみてどうでしたか」でした。

私の意図は、トラクターを買ったことによって、ココナッツ畑を売らないといけない状況になった、それでもトラクターを買った選択は後悔していませんかという意図でした。

これに対して、「まず、返済が遅れたことは申し訳ないと思っています。そして、トラクターを買ったことによって、安定した収入と時間の確保をすることが出来ました。ローンを組んで頂いたJC FINANCEには感謝しています」とのことでした。

宣伝みたいになってしまいましたが、そんなつもりで質問をしたわけではなく、回答も本当にこのままでした。

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初めてのBTでしたが、金融によって、農家の方の暮らしを豊かにするというJC FINANCEの最前線を感じられました。

農家の方は、何に困っていて、JC FINANCEが、農家にとってどんな利益をもたらしているかを最前線から知ることが出来た今回のBTは、本当に充実したものになりました。

これからも積極的にBTに参加し、いろんな方からの意見を聞き、多角的にカンボジアを捉えていきたいと思っています!

次回予告

次回は、BTでのインターン生および営業チームの1日のスケジュールについて記載したいと思います。
この度も読んでいただきありがとうございました!!

チョムリアップリア!!

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