祈りの科学

祈りの科学1

カリフォルニア大学の実験では、心臓病の患者393人を、192人と201人の2つのグループに分けた。そして、192人のグループにだけ毎日、他の人々から祈りを送ってもらった。すると、祈りを送ってもらったグループでは9人の病状が悪化し、送ってもらわなかったグループでは48人も悪化した

祈りの科学2

ミズーリ州の病院での実験では、
1000人の患者を2つのグループに分けて、一方のグループだけに他の人から祈りを送ってもらった
 すると、祈ってもらったグループの人たちのほうが、10パーセントも回復が早かったという結果が出た

祈りの科学3

デューク大学が1986年から1992年に行った実験では、
65歳以上の4000人を調査したところ、毎日祈りをささげている人は、祈らない人よりもずっと長生きした
 祈りを送られる人にも、祈るという行為を行う人にも、祈りはよい効果をもたらす

祈りの科学4-1

あるサンフランシスコ総合病院の心臓病専門医でランドルフ・バードは、心臓病集中病棟の患者約四百名を、祈られるA群と祈られないB群にランダムに分け、祈る人と祈らない人がお互いにわからないようにして、全米から集めた祈り手による祈りの治癒効果を調べる実験を行った

祈りの科学4-2

1998年に報告された結果では、抗生物質を必要としたのは、A群は3名、B群は16名。気管内挿管を必要としたのは、A群は0名、B群は12名だった。このことから、祈りには治癒効果があり、その効果は空間的な距離が障害にならないことがわかった

祈りの科学5

アメリカの民間研究機関スピンドリフトでは、1970年代から祈りが与える影響力を研究し、ライ麦や大豆の種子に対して祈り、祈った種子とそうでないものを比べた。すると祈ったもののほうが発芽率が高かった

祈りの科学6

ノースキャロライナのデューク大学医学部の調査報告。1986年から1992年にかけ、65歳以上の男女4000人を対象に健康におよぼす祈りの効果を調べた結果、「祈ったり、聖書を読んでいる高齢者は、健康で長生きしている」と結論づけた

祈りの科学7

老人学の専門誌「老人学誌」にも掲載された調査報告によると、6年の調査期間中に亡くなった人の数は、祈らない高齢者の方が約50%も高かった

祈りの科学8

筑波大学名誉教授村上和雄博士は、「心と遺伝子研究会」を立ち上げ、心の働きが遺伝子に影響を与える事を確かめている。中でも「笑い」が眠っている遺伝子をオンに変える事が証明された

祈りの科学9

ハーバード大学のハーバード・ベンソン教授は「祈り」が呼吸数、心拍数、二酸化炭素排出量、酸素消費量の抑制を確かめ、ガンや糖尿病、不妊症などの病気に効果的に働くと発見している

祈りの科学10-1

フランスのノーベル生理医学賞を受賞したアレクシス・カレルは、つぎのように言っている。
祈りは人間が生み出しうる最も強力なエネルギーである。それは地球の引力と同じ現実的な力である

祈りの科学10-2

医師としての私は多数の人々があらゆる他の療法で失敗した後に祈りという厳粛(げんしゅく)な努力によって疾病や憂鬱(ゆううつ)から救われた例を目撃している

祈りの科学11

ノーベル生理学・医学賞を受賞したアレキシス・カレル博士は「目標に向かって行動を開始すると精神的機能と器官的機能は完全に調和してくる。願望を統一し、一つの目的に向かって精神を集中することは心に平和を生み出す。行動によるばかりでなく、瞑想によっても心を統一できる」と言う

祈りの科学12

脳科学者の中野信子さんの研究で、祈りは捧げた方にも良い効果を及ぼすという報告が出た。
祈りにより善行を行っていると認識すると、快感物質ドーパミン、脳内麻薬エンドルフィン、愛情物質オキシトシンが脳内に分泌される。祈りを捧げた人もまた、幸福感に包まれることができる


祈りの科学13

アメリカの科学者らが行った調査で、怒りを和らげるには、信仰の有無に関わらず善意を持って祈ることに効果があることが分かった。パーソナリティ・アンド・ソーシャルサイコロジー・ブレティン(電子版)で発表された

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