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社会に適合するために

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常識のない自分を鍛錬するための気づき、ノウハウ、自助努力をまとめます。
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6ステップで描いて捉える業務・ドメインインプット!

この記事を書き始めた頃は、どこに行っても桜が満開でした🌸 と、思ったらもう青々とした新緑の季節🌱 月日はあっという間ですね。 就職や転職を通じて、新たな環境に身を置く人も多いことでしょう。そんなタイミングで新たな仕事のインプットや研修をはじめた方も多いのではないでしょうか? この記事は、私が難しいドメインや業務を「図」として描く過程で理解していった試みについてご紹介します。 公開後早々にエンジニアや企業のDXに関わる方々とお話する機会をいただきました。ぜひデザイナーに

誰かの気持ちになることとアクティングアウト

この頃はTwitterをやっている。タイムライン上で同業の皆さんと話したり、いろんな意見を聞くことは嫌いじゃない。登壇やコミュニティ参加の機会に、多少のセルフブランディングをしながら職業人としてのアカウント色を強めている。 かたやnoteのようなインサイドアウトな行為はあまりしていない。放っておけば沸々と湧いてくるネタもある。こうやって自然と書き始めるのだから、人っておもしろいな、と思う。 自分のあり方を見つめ、さらに表現することはとても演劇的であり、自分のような自分でな

人思いのエゴ、ポジティブの弊害

いつかの新興宗教で「定説です。」と言う人がいた。髭面でいかにも教祖といった風貌。他人がとやかく言うでもないけど、うさんくささも相まって、特に批判的なことすら思わずスルーした。 自分にだって、これは信じる、というものがある。ふと、信じて疑わないことに、教祖や犯罪者と似たような側面はないかと考えた。もしかして、自分の知らない観点や価値観で、自らを批判できていないのかもしれない。 たとえば、誰かにアドバイスをするとき、自分の信じる中から役立つことを探そうとする。スキルの長けた人

強い“役割意識”に寄せて。分かりあえないことが実は希望だったりする。

良いと信じて、成果も見据えていて、疑う理由もないけれど、それが認めてもらえない。組織勤めならそう思うことって、大いにあると思います。 その至らなさや悔しさは、ポジもネガも関係なく、すごく重要なことで、あなたにしか考えられないこと。あなたにしか知り得ない背景、言葉に出してもいないような、他にない使命感があるはずで。 だから、僕は言い切ります。ずっと、そのことを考えていて、頭を悩ませたり必死になっているのだったら、それは尚のこと知っているあなたにしかない感情と思考なんです。あ

今は完璧より、生きる欲がほしい

右と左の人差し指と親指を、互い違いに囲って、世界を切り取ってみる。 職業柄、フレーム(枠)の中で構成を定め、かたちをつくっている。フレームがなければ基準がない。良し悪しの判断がつかない。だから、どこかでフレームを見定める。 判断軸を持つことで見通しが立つ。考えやすくなる。不安は軽減する。考えて、整え続けたら、ゆくゆく、完璧に剛性のあるものが作れる。 このフレームが、はじめから見えていたら苦労しない。見えないからプロの視点があるし、見えないからリアリティを感じ、楽しいとも

「こんなの」の受け取りかた

「え、なに? …こんなの好きなの?」 たとえば、近しい誰かに言われて、あたまに思い浮かぶ “こんなの” は “どんなの” でしょうか? マニアックなこと?性的なこと?危険なこと? 相手の知らないこと?なにか、意外性のあること? つまらないこと?それとも、おもしろいこと? どうであれ、それがその人にとって “普通” でなかったことは確かそう。聞いた彼に、きっと悪意はない。ただ彼の普通とは違った。 僕は、そんなことを言われた記憶がなかった。記憶がないだけならいいけど、も

自分は変わる(わりと確信している)

いま、新たな事業開発の中で、社会人になる前あるいは直後の、若い人の変化と成長について考えています。 うまくいくよう変わりたいのに変われない。大きな変化や難しい状況を前に、漠然とした不安を持ったまま、たじろぐこともあるかもしれません。 この話の結論は、お題の通りです。自分は変わる。良し悪しがあってもなくても変われる。この通りなんですが、それを確信した最近の出来事を通して、変化と成長について書いてみます。 雑文ですが、変わりたい方、成長について考える方、どなたでも読んでいっ

身近な冷笑が笑えない

冷笑主義(シニシズム)が記事に取り上げられていました。度々ネットで言われる内容ですが、少しずつ目にする機会が増えているように思います。 Twitterをみていれば、いくらでも他をあざ笑うような、否定的な意見を目にします。もはやリアルな人間関係と無関係には思えなくなっています。 全くの抽象論ですが、いつもより厳しめに捉えてみたいと思います。 身近な冷笑メディアが人に影響を及ぼすことは多いにあります。テレビニュース然り、キュレーションメディア然り、Twitter然り。 冷

何かに従属しきらない胸のうち

主語がどこにあるんだろう。 いつだって考えるのは自分で、言葉にするのも自分なんだけど、それは個人の成すコトか。はたまた身内、友達、チーム、組織なのか、社会の、世界の、なんなのか。こうやって綴ったり、声に触れて、その出処を確かめたい。 雨とくもり空の間隔が長くなって、ようやく秋らしい日に落ち着いてきた。冷えこむ夜に鼻水をすする。できるだけしっかり眠るようにしたい。季節の変わり目、ただでさえ体調には気をつけたい。そうは思っても、秋の夜長。雑念は絶えない。 新しい職についた。先

お風呂♨はいいね

なんにも合間がないと、メリもハリもつかない。 ので、家族も了解のもとお休みいただき、スーパー銭湯に行ってきました。 近辺ではとってもお得なスーパー銭湯。温泉+岩盤浴+選べるごはんがついたクーポンがなんと2千円弱で時間無制限。土日は混むので、ここぞ、というタイミングでした。 温泉ってのは、いいですね。凝り固まった全身を弛緩します。何もしなくても神経症のような自分にうってつけ(笑)と最近気づきました。 それでも、考えゴトの少しを抱えていると、頭の中まで、なかなか弛緩しよう

つくることは決めること、みんなで仕事をつくること

最近仕事でご一緒しているフリーランスのパートナーさんと、働き方や業界のなかでの身の上話をよくする。デジタル・クリエイティブの仕事はこの数年でまた大きく変わっている。 企業がデジタルマーケティングの予算比重を高め、スピーディーな対応のためDMP基盤などの整備や内部に制作部隊を持ったり、代理店やプロダクションは高くなる要求と技術に応え、人手や技術者不足にも対応すべく効率・合理的なプロセスとそれを実施できる組織体にシフトしていく、ような話を聞く。(←半分テキトーに言ってる) 自

個人起点で支えるチームづくり

個人主義のチームへの影響が怖い。怖いままじゃ一向に変われない。 チームは個人の集まり。誰かが持ってきた正しさも、チームの運営上は不整合や偏重につながることがある。ひとりの正しさに無理な同調をして、周囲が離れていくのは見過ごせない。かたや、わざわざ伝えてくれる、ひとりの気持ちも報われたい。 どうにか、好転的に変えたい気持ちが働く。できるだけ個人の力を(たとえそれが微力でも)個人ができるカタチでチームに活かしたい。そのほうが楽しいし、得られるものもあったからね。 だから“個

どんな小さな力も、丁寧な仕事につながると信じたい

4月から4ヶ月。このぐらいになると、本当か幻聴か知らないけど、疲れた新卒者の声が聞こえてくるような気がする。 なかなか力を出せない人を見ると、自分のことを思い出して、力になりたいと思う。どれだけ力のない人でも、その人が考えてその人なりの働きを掴んでいけるように。丁寧に。これは自分のエゴでもある。 どんな人でも潰れる高いハードルや強い言葉を前にすると、人は自ら萎縮して考えることを止めてしまう。目の前の命題ではなく、闇雲に、考えもなしに、何らかの確からしい方法を探し、それにす

いまは令和の端緒

世の中の動きが激しくて、たまりにたまった意見が噴出している様相。Twitterやテレビを見れば、軽く目眩してしまう。接している多くの人が戸惑っている、と思う。 それぞれが個人の営みを続けるため、少しだけメディアとの距離を置いて、落ち着く必要もある。個人的に、やや抽象的にどう捉えるか、思考を巡らせてみたい。 組織と個人政党、テレビ、企業など動向をみていると、組織と個人の関係を強く意識させる。組織と属している人の見解の不一致が露わになっている。政党と政治家、吉本と芸人。まるで