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丸田洋渡
2019年5月4日 12:32
文の訪れ 丸田洋渡雛菊や書き記すとき前かがみ鳥交る篆刻に立ちあがる名前早春の降りやむまでは雨の部屋かたくりの花や折り鶴飛びすぎる文字から墨へ墨から文字へ雪柳日永よくうなずいて鳥の大きさ橋はとろとろ仲春の鳥の過渡たんぽぽをめぐらせる高原となる風車風より風のまわり方薺の花を楽器にしていた日は一行のかろやか花の半音階書きぐせが本重くして桜貝春のたけ