寂しさに寄り添うUber eats 続き
Uber eatsの素晴らしさを力説してから一年以上が経過した。
いまもお世話になっている。
もちろんサービスは変わらず素晴らしい。
しかし気づいてしまったのである。
たとえ置き配のUber eatsでもドキドキしてしまうことに。
スマホに「もうすぐ到着です」の通知が来ると緊張してくる。
配達員の方のバイク音がきこえると緊張してくる。
ガサガサとドアの前に商品を置く音、配達員の気配に私も猫も神経をとがらせる。
バイクの音が遠ざかっていくとようやく胸を撫でおろし、コソ泥のように商品を取りに行く。
この玄関を開けるときも緊張する。
偶然、近隣住民がその辺にいやしないだろうか。
もし、誰かにこの姿を見られたらと思うと私の胸は羞恥心と罪悪感でいっぱいになるのである。
そして自分の吝嗇さも鼻についてきた。
最初の頃は配達員に必ずチップを付けていたのに、ここ半年はほとんど付けていないのである。
転職して微細ながら収入が上がったにもかかわらずである。
なぜなのか。なぜなのだ。
ただ、金を持つほどケチになるというのが少しわかる気がした。
雨の日や寒い日暑い日なんかはできるだけ
付けたいとは思う。
でも当然チップが付かずともきちんと配達員の収入を確保できるシステムではあるので、やっぱり私が無理することはないかもしれない。
いやでも…
とりあえずこれからもよろしくお願いします。
年末年始は忙しくなると思いますので
配達員の方々、どうぞお体ご自愛を。
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