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2024/01/07 ライブにいくの!

2024年最初の嬉しいニュース

 前にも書いた通り、2月頭のcoldrainのガイシ公演に参戦する。それが楽しみすぎてもう既にウキウキ状態なのだが、そこにまた嬉しいニュースが飛び込んできた。

 それは年末に受けていたTOEICの結果で920点!900 点オーバーが目標だったので一件落着。満点の友達を除けば、今のところ周囲で1番のランカーになった。久々に自分の才能にゾクゾクしたよね。少しだけ。
 個人的には950まで行きたかったけど、今の私はこんなものということで一旦飲み込むことにする。色々やりたい中でTOEICにまだ時間をかけるのは勿体無いし、そもそもこれ以上極めても英語力は上がらない気がするし。

 これであとはゼミが綺麗に終われば、胸を張ってライブに行ける。今はそれが生きる理由だ。やっぱりライブはいいよね人を幸せにするから。今年やりたいことにユニゾンとcoldrainのライブに行くことを挙げたけど、去年感動したBABYMETALのライブにもお金と時間に余裕があれば行ってみたいな。


めで……たくはなかった正月

 初日から立て続けに悲惨な出来事が起こり続けている2024年。あんまり正月を過ごしたという感じがしない。私はああいうことがあると結構テンションが下がってしまうタイプだけど、人前ではいつも通り明るめを意識して振る舞おうとする。そういう状態はあまりよろしくないので、できるだけ日常を送るように努めた。

 ただ日常といっても正月はバイトも全部休みにしていて、連休状態。ただ忙しくはあり、大学で借りた数学の入門書をとにかく読み進める毎日。去年のクリスマス前に借りたが、2週間ほどで期限が来るので急がなければならない。
 とにかく未知の定理や定義を書き写す。やれそうなら証明も写経する。無理ならスキップ。理解が浅いか慣れが必要と感じたら演習問題に手をつける。その繰り返しを30回。今は24回やったところで、あと6回を前にしてより優先度の高いタスクが降りかかってきた。ゴールはあと少しなのに……!

 それ以外で正月らしいことといえば箱根駅伝と高校サッカーを見ていたことぐらい。箱根駅伝は青学が速すぎた。誰も悪くないし筋違いかもしれないけど、他の学校が気の毒に感じた。高校サッカーは近江高校 vs.堀越高校の試合で、最後の最後に堀越高校がPKで一矢報いたのがドラマチックだった。実況の人が言うように、まるでここまで諦めずに戦い抜いた堀越高校に与えられたご褒美みたいだった。


高校時代暗黒だった芸人

 バイト先の休憩時間中、控え室に帰ろうとしている友達がいた。私が「受験生への応援メッセージ書いてきなよ!」と引き留め、その場にいた人たちも巻き添えにして雑談を始めた。
 その流れで、1人の後輩(あまりこの言い方好きじゃないけど)が私の高校の後輩だったことが分かり、高校時代の話になった。私が引き留めた友達は高校時代に精神科にかかったこともあり、詳細を語る流れになるのを避けようと、無理やり「私の高校時代は暗黒だったから〜」と言ったらそれが当たった。
 なんとその場にいた人のうち4/6が高校時代が暗黒な人たちだった。そして主に会話に参加していたのもこの4人なので、ギリ不幸自慢にならない程度の澱んだ思い出話が始まった。「高校時代暗黒だった芸人」ってテーマのアメトーーク!みたいですごく楽しかった。中でも (比較するものではないということは重々分かった上で) 1番暗い過去を背負っていたのが、その後輩だった。

 私は自分が根暗な方だという自己認識がある。元々はっちゃけた方ではなかったけど、そんなに暗くもなかった。ただ高校の時に暗い面が表に出るようになったと思っている。性格が人間としてのそれと比べて歪んでいるという感覚を意識の片隅に置くようにしている。
 ただ、私の高校の後輩にあたる人は私より遥かに苦しい高校生活を送っていた。比喩抜きで友達は1人もおらず、体育祭などの行事は参加したとて楽しくないから全欠席。部活にも入ってなくて、読書が趣味だったけど共有できる人もコミュニティもない。そんな暗いトンネルを抜けて、大学に入ってきたそうな。
 以前からなんとなくこの人の笑顔から嘘の匂いを感じ取っていたが、その正体が少し分かった気がする。笑顔は心からのものなんだろうけど、その裏に少しだけ闇があって、それを同族としての嗅覚なのか、感じ取っていたんだと思う。120%憶測だけど。

 一応進学校だし割とチャラい人もいるその学校で、本当に孤独な3年間を過ごすのは並大抵の精神力では無理だ。私は敵をたくさん作っちゃったけど、それでも味方してくれる人もちゃんといた。味方がいなかったらすぐに窒息していたと思う。今現在の彼女は、そんなことがあったなんて想像できないくらいに愛想も良く、常に明るく笑顔を振り撒いている。3年間そんな孤独を経験した故なのか、あるいは最初から心が強いのかは知らない。けどそんな境遇でも (少なくとも外から見る限り) 折れることなく生き抜いて、今楽しげな雰囲気を醸成しているのは賞賛に値することだと思う。
 同時に「私が今歪んでいるのは高校時代にあんなことがあったからだ」という認識を変える必要性を感じた。その分析が間違っていたわけじゃない。ただ、高校時代がいくら暗くとも、ああやってそれを微塵も感じさせずに真っ直ぐ生きていくことは十分できる。なら私もそろそろ「しょうがないよね」って開き直るんじゃなくて、ちゃんと善人になる準備を進めて、朗らかに生きた方が良い。
 過去に呪われていたとしても、知らないフリして生きることって多分できるんだよきっと。

 これは完全な余談だけど、私はその人がその暗黒の中にいる時、つまり高校生の時に一度授業をしたことがあるらしい。その時の私は機嫌が良かったのか、開口一番あり得ないほど高いテンションで話しかけて、そのまま走り抜けたらしい。
 「すごい陽気な先生きた〜」が第一印象で、それが強烈すぎて今日まで覚えていたとのこと。私も薄っすら記憶にある。英作文の添削を頼まれたが修正箇所があまりにもなく、逆に苦労した授業があった。全く顔も名前も覚えてなかったけど、あの時のあの人が今目の前にいる彼女なのか……。
 とりあえず「その節は超変なテンションで話しかけてすみませんでした。あと英作に対して超細かい赤入れしてごめんなさい私より全然上手いと思います。」と謝った。

 あそれと結局90分拘束された挙句、受験生への応援メッセージをしっかり書きそびれた友達にも謝罪した。そして、90分後に判明した事実。その後輩も実はバイトは上がりだった。あとは残った事務作業を片付けるだけのところを、私が会話に引き込んだせいで全然作業が進んでいなかった。こちらにもキチンと謝った。
 2人とも誠にすみませんでした。それと楽しかったですありがとう。またやりたいなこのトーク。影を知る人というだけで、不思議な安心感があってすごく話しやすい。

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