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「呼吸を楽しむ」

 朝の空気がひんやりして気持ちの良い季節になりました。

 気まぐれに音声配信しているのですが、その時によくリビング東側の小さな押し出し窓から外を見ながら収録します。

 ある時から窓を開けて、外の空気を吸い込んでから「おはようございます。」と第一声を発するようになりました。

 その時の吸い込んだ空気が喉から体の中に入っていく時のひんやり感がとても気持ちがいいんです。

 今朝、いつもより早く目が覚めてちょうど日の出の時刻に窓から外を見ながらの収録がとても気持ちよかったなあと、その後、家事をしながらぼんやり思っていた時、ふと言葉が降りてきました。

「呼吸(こきゅう)を楽しむ」

 今朝、収録をしながら思っていました。今私が吸い込んだ空気は私の体の中に入って体の中を巡って、どんな声になってくれるんだろう。どんな言葉を発するのかな。

 余分なことを考えず、空気が入ってきたのを受け入れてそれをそのまま声になったら、言葉になったら私は何を発するんだろう。

 これをそのまま発信できたらいいな。(「単なる超自己満足。そんなものは誰も聞きたいと思わない。」と言われるのだろうなと思いつつ。)

 そのまま声にすることにはまだためらいがあってすぐにはできなかったのですが、それに近づく表現を模索する場として、音声配信の一つのテーマとしてそういうチャンネルを作ろうかなというアイデアが生まれてきました。

 私のワークの先生は「呼吸」ということばも一般的な意味が限定されてしまうので使いたくないと言っていて、私もちょっとそこは気がかりでした。

 夜、たまたま谷村新司さんの歌の歌詞で「呼吸」を「いき」と読んでいる曲があったのを知り「呼吸(いき)を楽しむ」でもいいかなと思ったのですが、一方で、「呼気」「吸気」ということばの「呼気」という言葉がいまだにちょっとピンときていないということへの自分自身のこだわりもあって、とりあえず自分の言葉としては「呼吸(こきゅう)」でいいかなと思い、「呼吸(こきゅう)を楽しむ」で行ってみようと思います。

 入っていく空気の気持ちよさ、そこから今の自分がどんな反応をするのか?どんな声やことばという反応が出てくるのか、それを楽しんでみたいと思います。

 何がどうなるか全くわかりませんが、とりあえず何かやってみます。

 

 

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