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【呼吸のワーク日記】(2024.3.24)

 昨年同時期に同じ場所で対面ワークをして、少し早かったけど咲き始めのソメイヨシノを見ながらの屋外ワークができたので、今年も期待したのだけれど、残念ながら桜の開花には至らず、お天気も雨に向かっていたので、屋内でじっくりとワーク。

 前半は、以前、パフォーマンスの会や声と呼吸の実験などにも来てくださった方が参加してくださり、対面でのグループワークでしかできないパートナーワークなども取り入れながらの充実した時間になる。

 体の動きをほんの少し他の方が手を添えてサポートするだけで、自分が一生懸命伸ばす長さからまた数段先に軽々と伸びていく心地よさ。

 そして参加者2人がそれぞれ先生にやっていただいたワークを2人でやってみる。

 先生がやってくださった時とはまた違った感覚で、それはそれで楽しいし心地よい。

 今日のワークは「信頼感」がテーマになったのかなと後から思う。

 自分の体への信頼。必要なことは命じられるまでもなく、体はやってくれている。そのことをどこまで信じ切れるか。

 そして他者への信頼。パートナーワークはごく近くで他者の体に触れられるわけだから、相手への信頼がないと委ねられない。

 サポートする立場では、相手も自分の体と同じように、相手の体はやはりその人が必要とすることをやっている。そのことをどこまで尊重できるか。相手の体をこうしようという意志を持たず、相手の体のしていることをどうしたらサポートできるのか。

 本当の安全、安心できるものって何なのだろう。言語化できない部分で体が今の時点での答えに触れたとき、呼吸の深さも声も変わる。

 後半、参加者1名の個人レッスン状態になったが、前半のワークで感じたことを少し言語化していくと、また新たな気づきが生まれてくる。

 そして最後に自分のエネルギーが上に向かって流れた時、私の内側でそのエネルギーには「声」が乗っていた。

 きっとこれが「表現」の源泉なのだよね。

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