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【呼吸のワーク日記】(2024.1.14)


 気持ちの良い快晴。

 新年早々の対面ワークで、感じの良さそうな和室の会場が取れたので楽しみにしていたのだが、昨日から家族が風邪をひき、長時間家に1人にしておくのは心配な状態だったため、泣く泣く先生に連絡して、他に参加希望の連絡はないとのことなので、急遽オンラインに切り替えていただく。

 13時30分からの開始に今度は先生のPC不調などもあったが、今日は無事に繋がり、年末年始の話などをしながら動き始める。

12月24日の昨年最後のワークから3週間、新年を迎えるという特別感のある時間の流れの中で、社会的にも個人的にも大きなことがたくさん起こり、濃厚な3週間だった。

 元日の地震、2日の事故の衝撃はもちろん大きかったが、個人としても驚くような感覚の存在を知ったり、感覚の変化を実感する出来事が相次いだ。

 年末の先生のSNSライブでの「ことばの存在を消してみる」から引き出された「私、やっぱり音楽好きだったのかも」という体の奥底から湧き上がってきた感覚に、過去の合唱団での歌に打ち込んだ時間を共にした譜面たちとこれもまた5歳の時からそばにいてくれた古いピアノが寄り添ってくれたこと。

 100%理想の状態になっていなくても、その場にあるものを楽しむということが、負け惜しみとか「こうしなければならない」からそうするのではなくて、心から自然にできるようになったことを実感するようなことがあったこと。

 「これからは良いことしか起こらない(一見、悪いことのように見えても長い目で見れば良いことに繋がっていく)」ということが実感できるようなことに出会ったこと。

 そんなことを話しながらした何気ない動きに注目される。

 ある意味関節がねじれていて、おかしな姿勢なのだが、「その姿勢、いいですね」と言われて気づく。この姿勢が今は気持ちいい。

 その感覚を気が済むまで味わって元に戻すとふっと力が抜けていて体全体が気持ちいい。そこから今度はよくやる伸ばし方をしてみると「整う」感じがする。

 体が必要としている動きを必要な分だけ十分味わうと体全体に気持ち良さが伝わっていく。

 濃厚な時間は時として緊張感や少し疲れもあったようだ。その小さな体の歪みがほぐれてくると、体全体に息が流れる感じがする。

 あくびの「深さ」や「奥行き」などといった言葉も飛び出す。

「こんなことに効く」「〇〇のための」と目指す形に合わせることをせず、そこにある今を味わい尽くすことの積み重ねがいつの間にか何かに効いていたり、何かのためになっていたりする。

 今の私にとっては、生きていること全部が呼吸と繋がっていて、ワークはチューニングのように今の自分の状態を味わうことに集中する時間を作っているという感覚かな。

 こんなワークを今年も続けていきたいと思います。

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