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駆け出しエンジニアが始める自律駆動

こんにちは!
すべての合意をフェアにしたいMNTSQ(もんてすきゅ)で、バックエンドエンジニア(BE)をしているジェシーです。一人で取り組んでいた期間も含めると、もう2年半以上エンジニアをしていることになりますね。時の流れは早いものです。

この記事は、MNTSQアドベントカレンダー2022の15日目です。前回は、リーガルプロフェッショナルである阿部さんの、MNTSQに入社5か月目の私が、オファー受諾前の私に言っておきたい5つのこと でした。

この機会に私は、自分の中で最も大きな課題の1つである、自律駆動について書いてみたいと思います。

自律駆動とは

弊社MNTSQは、採用ページにて次のように謳っています。

 自由と責任の文化を掲げるMNTSQは、メンバーが自律駆動しながら、各自裁量と責任をもって切磋琢磨し、成長できる環境です。

https://careers.mntsq.co.jp/

自律駆動とは、「会社の問題を発見し、適切なタイミングで解決するまでを、オーナーシップを持って進められること」と考えています。

自律駆動に必要なものは、次でしょうか。

  • 組織から裁量が与えられていること

  • 組織内で情報がオープンになっており、必要な情報にアクセスできること

  • タスクの管理、必要な人とディスカッションするなどのソフトスキル

  • BEである自分にとっては、開発タスクを進めるためのRailsなどのハードスキル

MNTSQと、私の状況はといいますと、

① 裁量について
明確に与えられています。同時に責任も与えられており、必要なことはなんでも提示して、遂行することが求められています。

② 情報へのアクセスについて
人事情報などを除き、全社員が、全ての情報にアクセスできます。
この状況を維持するために、各人が日々業務の傍らで情報の整備を行っています。当然苦労もありますが、現在の我々の働きやすさを維持するため、今後入社してくださる方がスムーズに働けるために必要なコストとして払い続けます。
また、自分の専門領域以外の情報を体系的にインプットできる機会も、現在は入社時のオンボーディングの整備が進んでおり提供されています。
※ デザイナーkassyさんの記事に、オンボーディングの詳細がありますのでご覧ください。

③ ソフトスキル
会社から裁量と情報をしかと受け取っても、当然ながら個人としては、利用し切って価値を生み出す部分にこそ難しさを覚えています。

大量の情報に触れて多数の問題を認識しつつ、一方で作業はシリアルに1つずつ取り組むこと。並行して進めるタスクが存在していたとしても、その瞬間瞬間で考えることができることは1つだけ。そういった当たり前のことを認識して、集中して取り組むことも、なかなか難しいです。
私は、「正しい行動パターンを認識し、その重要性も理解していれば、(特に仕事では)実行は容易い」と長いこと誤解していました。
やれていないことに押し潰されず、どんな状況でも正しくコミュニケーションをとって粛々とできることをやり続けること、これ自体が習得すべき1つの技能であるとやっと理解したような状況です。
(今もそれができていないものが脳裏に浮かんで泣きそうですが踏ん張りたい……。)

強い人が多いMNTSQですが、「できないこと」「うまくやれないこと」それによって「責められる」ようなことはありません。peer-to-peer feedback に始まり、一緒に作業をした人との振り返り、メンターとのFollowUpや上長との1on1、または四半期のKPTを通して、日々改善をしていきます。現状が最高到達地点という人は、一人もいません。

私の現状としては、課題を正しく特定する部分などでは一定のスキルを“身につけられた”と思いつつも、工数との兼ね合いで今できることを正しく認識して、自分に依頼された内容を(初めの予定で)やり切ったり、良い方法で打ち返したりする部分がまだまだ大きな課題だと感じています。

それでも良い部分として、最近は、「hogeで困っている!」「fugaが何も分からない!」「(言語化できないが)HELP!」と声をあげたりする部分は正しく実践できているなぁと思っています。これにより、今独りではできない問題を孕んでいても、他のメンバーを巻き込んで解決することが一定(本当はたくさんと書きたい…!)できているのかなと思います。
ここ最近特に相談したり、助けを求めたりすることができるようになってきたのは、忙しい日々の中でもプロダクトチームでチームとしての生産性、心理的安全性を高めるにはどうすれば良いか?が改めて議論されたり、SEのチーム形成についての関心が高まっていると、私自身がこの場所で感じているからなのかなと思っています。

④ ハードスキル
自分の専門領域であるバックエンドの開発で価値を発揮していくには欠かせないものですが、これもまだまだ不十分です。Rubyの知識はだいぶ備わってきたものの、Rails周りの知識がまだ全然足りていないと課題を感じています。

「そのくらい、適当な本やRailsガイドでもまとめて読んだら良い」という指摘は真っ当で、でも独りでゴリっと進めることを継続するのは難しかったのでした。例えば「身近な人から薦められた本」は、非常にモチベーション高く読めることもあり、最近は社内外のSEの先輩方にお薦めを聞いたりして、それらの技術本を読みあさっています。

11月からは「Rails会」なる、MNTSQで使われているコードベースでRailsの話をつらつらとする会を定期開催しています。JavaでのSE経験があるアルゴリズムエンジニアの平田さんと、たまにゲストをお迎えしてゆる〜く行っているものですが、自分がなんとなく理解した気になって使っているものを「これって…?」と平田さんに突っ込まれてドキマギすることもありながら、お互いに知っていることをシェアしたりしています。教わることはもちろん、自分が知っている部分を共有することも、理解の大きな助けになって嬉しい時間です。

自律駆動は独りじゃない!

「自律駆動」と聞くと、ともすると個人に着目したイメージを持つかもしれませんが、決して独力で活躍すると言うことではない点は重要かと思います。自分のできることを最大限実行し、他の人を巻き込んで成果を出すことこそ重要です。

組織も大きくなってきており、プロダクトチームも「強い個の集団」から「強固なチーム」で戦う機運がどんどん高まっています。色々なバックグラウンドのエンジニアが楽しく活躍できるチームを、まさに今作ろうとしています。「裁量がある!リファラルごはんにも行って良い!?おお、なら自分が会社のメンバーを引っ張ってきても良いのか!」と言う気持ちです。

今年はBE、SRE、デザイナー、PdMで活躍している友達とリファラルごはんに行き、実際に選考に進んでくれる人もいます。そうでない人も、次の転職タイミングではぜひ検討してくれると言う人ばかりです。これをお読みのあなたもきっとMNTSQのことを気に入ってくれるはずですから、ぜひリファラルごはんに行きましょう!

3月にはEMの方も参画されますが、MNTSQでは、各職種(特に、BE、FE)を絶賛募集中です。
自律駆動がしたい!強いチーム形成をしていくことに興味がある、MNTSQの文化に興味がある、焼肉が食べたい(リファラルごはん)という方は、ぜひご連絡をください。お話ししましょう!
下記求人の応募からでも、私のTwitterからでも、大歓迎です!

そして、MNTSQアドベントカレンダー2022の次回の投稿は、11月入社のデザイナー、kassyさんの入社エントリーです。お楽しみに!

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