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官能小説を読んでみたら挫折した話

小説家を生業としているからには、いろんなジャンルの本を読もうと日々心がけています。もともと、読書は好きだし。

数あるジャンルの中でも唯一手をつけていなかったものがありました。官能小説です。

……まぁタイトルの通り、本の最後のページまで読み切ることはできなかったのですが笑

ジャンルに詳しくないのでまず選び方から自分が好き系のやつに当たらなかったんだろうな……という漠然とした原因分析をしています。


なぜ官能小説に興味が湧いたかといえば。だって不思議じゃないですか?

「何」が官能小説で「何」が一般文芸なのか。

性愛を扱った小説はたくさんあります。でもそれらは年齢制限がかけられることもなく(まぁ児童書として発売されることはないかもしれないけど)、一般文芸として売られているのです。

けれども官能小説には官能小説というジャンルをまとめた棚や文庫レーベルがあって、性愛を扱っている一般文芸とは明確に区別されている。

では、何が両者を分けているのだろう?

その違いを探るべく、私はアマゾンの奥地へと旅立ったわけですね。(Twitter用語)


で、結果。挫折しました。

「何やらこういうところが違いそうだ」っていう輪郭のようなものは理解したのですけれど、なにぶん細かいところが気になりすぎてしまって。

「えっ……この人たち、シャワー浴びたか?」
「コンドームつけてなくないか……?」

そういう違和感の一つひとつが積み重なって、結局最後まで読み切ることはできず本を閉じてしまいました。


わざわざ「女性向けAV」というジャンルもあるように、世に流通する多くの官能作品は男性向けに作られているものなのかもしれません。女性向け官能小説のレーベルって、あるんか?????


ともかく翔が勇気を出してレジに持っていってくれた官能小説の調査は、そんな感じで終わりました(^^;;

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